「なかなか転職先が見つからない。」
「今の仕事に不満があって転職を考えている。」
そんなあなたにむけてこの記事を書いています。
東京でタクシー歴12年のmasakiです。
わたしもタクシーを始める前は派遣切りにあい、転職に悩んでいました。
他業種でいかせるスキルも持っていなかったので転職は本当に苦痛でした。
そんななか見つけたのがタクシー転職サイトです。
数あるタクシー会社から今務めている会社を紹介していただきました。
実際に転職してみて以前よりも給料もあがり、現在まできております。
今回はタクシーの仕事に転職することのメリットと実際にタクシーの仕事をしてみてのデメリットをあげていきます。
タクシーの仕事をしてみたいという方の参考になれば幸いです
タクシーへ転職するメリットって何?
タクシーの仕事に転職する一番のメリットは、比較的再就職しやすい業界だという事があげられます。
また採用条件も未経験可能、年齢不問など幅広い人を常に募集しています。
再就職先が見つからなくて苦労している方には、ありがたい存在です。
そんなタクシー会社へ就職するメリットを見ていきましょう。
年齢不問である
どこのタクシー会社も、だいたい60才まで未経験で採用しています。
タクシーの仕事は成果主義で年齢による有利不利はありません。
あくまで本人のやる気次第です。
タクシー運転手の平均年齢は50代中盤です。
ほとんど皆さん再就職組で売上の大小も年齢による隔たりはありません。
むしろ高齢で再就職された方のほうが、反骨精神も強くバイタリティーがあって良い成果を出してるくらいです。
さらに定められた定年を過ぎても、引き続き働ける会社がほとんどです。
例えば、定年後は嘱託として勤務日数を減らして年金をもらいながら悠々自適に働くことも可能です。
タクシー業界は年齢不問で大きく門戸があけられています。
慢性的に人手不足である
どんなに不景気なときでも、タクシー業界なら乗務員の募集をおこなっています。
特殊な勤務体系、知識が必要な職種、給料が歩合制などのタクシー業界独特の特徴があるため、かんたんに稼げると思って就職しても離職してしまう方がいるのは事実です。
またきついイメージがあるため再就職先にタクシー業界を選ぶかたが少ないのも要因です。
タクシー会社側からみると保有しているタクシーを稼働させないと、利益が減るため高い広告費を払ってでも常に人員を補充するよう努力しているのです。
その様な現状なので、給料保障があったり入社祝い金があったり、就職する側から見るとよい条件が整った会社も多くあります。
そこそこの給料がとれる
東京のタクシー乗務員の給料の平均は年収400万中盤位です。
全国のサラリーマンの平均給料よりも高いのです。
ただし歩合制の給料で成果主義のため、給料の低い方と高い方の隔たりがあるのも事実です。
やる気のある方は600万円以上、やる気がなくてまったりやっている方でも300万円といったところでしょうか。
この不景気で私の会社の隔日勤務の売上の平均は日当たり4万円強です。
大体歩合率60%なので4万と考えると給料は2万4000円です。
一か月の乗務回数が12回なので月給28万8000円となります。
でもこれは今が最悪のときなので、去年の今頃なら平均給料も40万円位はいっていました。
そして景気の悪い今でも50万円以上稼いでいる乗務員さんはいます。
未経験でも普通にしっかり頑張れば30万円位、景気が戻れば50万円以上稼ぐことも全然可能です。
未経験でも始められる
普通免許を持っていて三年以上保持していれば性別、年齢、知識は関係なく誰にも始められるのがタクシーの仕事です。
普通免許の保持が三年以上と言うのは、二種免許の取得要件だからです。
タクシーの仕事を始めるには二種免許と、乗務員証の登録が必要です。
それぞれにかかる費用はほとんどの会社が負担してくれます。
しかも資格を取得する期間や研修中も賃金が発生し至れり尽くせりです。
ただし、直近に大きな事故を起こしてしまったり、前歴がついている方は入社を断られる場合もあります。
もしも該当して心配ならタクシー会社を選ぶ際に、タクシーの人財紹介会社に相談してみることをおすすめします。
担当のかたが相談に乗ってくれるはずです。
また会社によって決まっている期間内にやめてしまうと、資格取得にかかった費用を返却しなくてはいけません。
わざと資格だけ取得して研修中の賃金だけ、もらい逃げする方もいそうなので当然ですよね。
タクシーの仕事を始めるには、普通免許を三年以上保持していれば誰でも始められます。
社会のしがらみから解放される
タクシーの仕事は人間関係のしがらみにつかれた方に最適の仕事です。
路上に出れば個人プレーで、自分の好きなように仕事できるからです。
深刻さの大小はそれぞれですが、人間関係が原因で仕事を止辞めるかたも多いのではないでしょうか。
上司と部下の人間関係、周りからのいじめ、取引先とのこじれ、原因は様々だと思います。
人間関係の精神的な悩みは本当につらいものです。
タクシーの仕事なら仕事の大半は個人プレーになるので、そんな悩みから解放されますよ。
タクシーへ転職するデメリット
タクシーの仕事のデメリットは大きく二つあります。
- 事故違反のリスク
- 体が資本
主にこの二点です。
仕事上のつらさやきつさは慣れが必要です。
以前書いたこの記事を参照してください。
今回は収入が途絶えてしまう恐れのある上記二点のデメリットを解説していきます。
事故違反のリスク
タクシーの仕事をやっていて最大のデメリットは事故違反のリスクにさらされることです。
免許証や乗務員証が無くなってしまっては、当然タクシーの仕事を続けたくても辞めざるをいけなくなってしまうからです。
これはタクシーの仕事をやっている以上付きまとうものです。
小さな違反を繰り返してしまい累積がかさむと免停になる恐怖にかられます。
だからこそ常日頃より安全運行を努めなければいけないのです。
体が資本
タクシーの仕事は体が資本です。
資格云々の以前に、ハンドルを握れなくなってしまっては収入が途絶えてしまいます。
タクシー業務は慣れれば体も楽になってきますが、不規則な生活習慣にさらされます。
常日頃からしっかりとした健康管理を行っていく必要があります。
不規則な生活をしてだらだら過ごしてしまうと生活習慣病などにかかり、最悪ハンドルを握れなくなってしまう可能性があります。
タクシー会社っていっぱいあるけどどこを選べばいいの?
結論から言うとタクシーの人財紹介会社に登録することを強くおすすめします。
数あるタクシー会社のなかから、自分の条件にマッチングする会社を紹介してくれるからです。
なにも知識のない状態で、数あるタクシー会社から一つの会社に絞るのは困難です。
あらかじめタクシー業界に知り合いがいれば別ですが。
まずは自分の条件をしっかりと提示して、紹介可能の会社のリストを提案してもらいましょう。
紹介会社もビジネスなので、紹介してもらったリストの会社の口コミなどを自分で調べることも大事です。
タクシー会社を選ぶときのもう一つのコツは通勤時間です。
タクシーの勤務時間は長時間におよびます。
通勤時間が長いとのちのち体に大きな負担がかかってくるのです。
条件面ばかりに左右されず、通勤時間のこともしっかり頭に入れておきましょう。
登録費用なども掛からないので、一度紹介会社に相談されてみてはいかがでしょう。
まとめ
タクシーの仕事に転職するメリットは3年以上普通免許を保持していれば比較的転職しやすいことにあります。
メリットは
- 年齢不問
- 慢性的に人手不足
- そこそこの給料がとれる
- 未経験でもはじめられる
- 社会のしがらみから解放される
などがあげられます。
逆にデメリットは、
- 事故違反のリスク
- 体が資本
転職しやすい職種で頑張った分給料として自分に跳ね返ってくるため、事故違反、体調管理にだけ注意すればやりがいのある仕事です。
タクシーに転職を考えているならば、タクシー会社の選択に迷います。
自分の条件に見合った会社を紹介してくれるので、紹介会社に登録することをおすすめします。
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