右も左もわからない状態で、タクシー乗務員を志すのは不安ですよね。
タクシーを始める前と今では、仕事の内容のイメージも変わりました。
こんにちは都内タクシー歴12年目のmasakiです。
実際に私が12年タクシーを続けられたのは、なによりも仕事が楽しいからです。
いやいややっている仕事は、どんなに給料がよくても長続きしません。
また、どんなに給料がよくても自分にとってつらい仕事も長続きしません。
私も始めたときは、自分に向いているか、長続きするのか自分でもわかりませんでした。
12年と長続きできたのは、それなりの理由があります。
実際に働いてみないとわからないことがあります。
また、想像しているイメージと違う事もあるのです。
実際働いてよかったことと、働いてみなければわからないことをご紹介します。
以前の仕事より給料がアップした!
タクシーを始める直近の仕事は、夜勤のコンビニへの郵便物の集荷です。
さらに昼間は弁当屋さんのデリバリーのバイトをしていました。
二つ合わせて約40万の給料でした。
タクシーを始めて、半年で以前の給料の40万を超え、今は50万以上をキープ出来ています。
タクシーの給料は歩合制です。
タクシーを始める前は、給料が安定するか不安でした。
運不運に左右され給料が安定しなければ、毎月の支払いにも困ってしまいます。
また、そもそも募集の内容では初心者でも稼げると書いてあっても、本当に自分が稼げるのか実際にやってみなければわかりません。
結果は短い一日単位では運不運に左右されます。
でも一か月の長いスパンでは、ほぼその人の実力が反映されます。
一日単位の運不運でも、左右されて10%前後です。
売上が平均60000円の人がしっかりやって、30000円に下がることなんてまずありません。
その人の営業スタイルによって決まるのです。
私なんか特別な事はあまりしていません。
東京のタクシーでよく推奨される流しメインのスタイルです。
しいて言えば、お客様をお降ろしした後、いかに次のお客様に効率よく乗っていただくかは意識して考えています。
あと、もう一点付け加えるとすれば大手のグループ会社に所属しています。
大手のタクシー会社に所属しているメリットとしては、専用乗り場があったり専用のチケットをうけとれることがあげられます。
つまり、お客様の囲い込みをしているので、お客様に乗っていただきやすくなります。
私がタクシー乗務員になるときに唯一気を付けたのは、会社選びでした。
同じ時間仕事をするのなら、効率よく売り上げをあげたいですよね。
新人のうちは売り上げのあげ方もわかりません。
会社や先輩から、基本的な営業方法を学びます。
でも、路上に出れば自分一人で考えて行動しなければならないのです。
いくら有益な情報をもっていても、行動しなければ稼げませんよね。
日々の営業では考えながら行動することが求められます。
タクシーの売り上げはよく運頼みといわれます。
でも長いスパンで考えると、その人のお客様を乗せたいという行動力で決まるのです。
タクシーに転職するとき、前の仕事よりも多く給料をもらうと自分の心のなかではっぱをかけました。
その思いがモチベーションになり、自然とお客様をお乗せする技術が身につきました。
余暇を充実させられる!
私の勤務体制は隔日勤務です。
一日ほぼ通しで働く勤務体制です。
隔日勤務のメリットは休みが多くあるという事です。
仕事の次の日は必ず明け番で休みになります。
出勤、明け番を二回繰り返すと公休となり、二出番ごとに連休をとれます。
私の主な休みの過ごし方は、家でゆっくりすることです。
あまり活動的ではないです。
好きなテレビで野球観戦をしたり、パソコンを触ったりするのが好きです。
私の会社はクラブ活動がさかんです。
野球やサッカー将棋などがあります。
活動的な乗務員さんは、クラブ活動で余暇を過ごしている人もいます。
また、株式やFXなどの副業に励むつわものもいます。
私がこうしてブログを始められたのも、余暇がたくさんあるからです。
以前は昼と夜、ダブルワークをしていたので、一日中仕事に追われていました。
今から思うと休みもなく働き詰めで、疲れていたと感じています。
それと比べるとタクシーの仕事は休みが多くて、最初はびっくりしました。
仕事をしている以外の時間が多いので、自由を手に入れることが出来ます。
そして自由を手に入れれば、使い方次第で人生が豊かになります。
仕事中は退屈することがない!
タクシーの仕事は自分で考えながら行動するので、退屈することがありません。
この仕事に就く前は、駅のタクシープールで待機しているタクシーをみると退屈そうだと思っていました。
タクシー会社に所属していても、路上にでれば自分の行動は自分で決めなくてはいけません。
売上をあげようと思うと、考えながら行動するので退屈する暇がないのです。
普通の月給制の仕事の場合、決められた時間働けばそれに応じた給料がもらえます。
月給制の仕事をしているときは、時間が過ぎるのが遅くて退屈してしまう事もありました。
タクシーの場合は歩合性なので、さぼるのも自己責任、がんばるのも自己責任です。
一見長そうな労働時間ですが、考えながらやらなくてはならないことがたくさんあり、感覚的にはあっという間に一日の乗務がすぎていきます。
がんばれば売り上げという形ですぐに成果がでるので、モチベーションも上がるのです。
まとめ
以前の仕事より給料がアップした!
タクシーの仕事を始めて、以前働いていた運送派遣の仕事と昼のダブルワークの給料よりアップしました。
最初は歩合制の給料で、安定した給料がもらえるか不安でした。
大手のタクシー会社に勤めたことで、お客様をお乗せしやすい環境を選んだのは正解でした。
コンスタントにお客様をお乗せすることで一日の売り上げは日によって左右されますが、長いスパンでは安定します。
タクシーの売り上げは運、不運ではなく、その人の行動力によって決まります。
余暇が充実している!
隔日勤務の勤務体制は、出勤明け番を2回繰り返すと公休になるというものです。
余暇が充実しており、好きな事をする自由な時間をたくさんとれます。
以前はダブルワークをしていたので、あまり休みがありませんでした。
タクシーの仕事は余暇を自由に過ごせるので、人生が豊かになります。
仕事中は退屈することがない!
タクシーの仕事は自分で考えて行動しなければいけないので、退屈する暇がありません。
給料が歩合制なのでさぼるのも自己責任がんばるのも自己責任です。
一見長そうな労働時間ですが、感覚的にはあっという間に時間がすぎます。
私がタクシー乗務員になってよかったこと3点を、書かせていただきました。
車の運転をするという仕事の性質上、向き不向きもありますが、私には向いていました。
これからタクシー乗務員を志す方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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