今回は気になったツイートがあったのでそれについて書かせていただきます。
ではそのツイートをご紹介します。
新人さんが、売り上げ低いベテランさんを下に見てる人を良く見る。
— あさ@🐚タクドラ🐚 (@asataxi3798) July 25, 2020
売り上げによって歩合率は上がる。
(例)40万円45% 会社の取り分22万円
60万円60% 会社の取り分24万円。
社会保険料や燃料費を考慮すると大差ない。
永く働いてるベテランさんのほうが貢献度は実は高かったりする。
こんにちは都内でタクシードライバーをして12年のmasakiです。
タクシー乗務員の評価はその人の売上で評価されてしまいがちです。
それゆえに特にタクシーが暇なこのコロナ禍で、売上にみんなピリピリしています。
特に入ったばかりの新人の人が売上で、先達であるベテランさんを批判すれば「なんだこいつ」とみんなから見られるのは当然です。
他人の売上を批判することで自分の得するメリットは一つもないのです。
それに対して書かせてもらったのでお付き合いいただければ幸いです。
自分の売上をもって他人を批判するのは嫌な奴の典型!
人には言わないけど、
— も り ぞ う(名前も間隔を開けてソーシャルディスタンス)🐚 (@75VCHcGHEPftXmL) July 25, 2020
今まで築いた財産を持っている人もいます。
また年金を貰いながら嘱託扱いの人なんて、
コロナ不況どこ吹く風のような余裕の方もいらっしゃいます。
一過性の売上で人を判断するなんて浅はかですわ😌🤒
あささんのツイートに対するわたしのリプライがこれ。
名前がもりぞうとなっていますが、ツイッター上の私のアカウントです。
そもそも自分の自己顕示欲のための「俺の売上は凄いんだぞーアピール」で他人をさげすんだり、他人を見下したりする人間性そのものがアウトです。
同じ乗務員同士で他人の売上を批判する権利はありません。
会社が「もっとがんばって」と売上を乗務員に求めるなら話は別ですが。
良い売上げを追い求めることは素晴らしい事です。
金銭的に豊かになれば生活も安定します。
頑張って努力したぶん、給料に反映されるのがタクシーの仕事です。
でも売上に対する意識は人それぞれですので、自分の実績をもって他人を批判したりさげすんだりする必要はありませんよね。
自分の中だけで満足して、謙虚な対応を周りにする。
それがスマートな立ち居振る舞いと言うものです。
わざわざ自分から周りに敵を作って、自分の居心地を悪くする必要はないと思うんですがね。
そんな人は空気を読めない嫌な奴の典型です。
売上に対する意識は人それぞれ
タクシー会社には多くの人が属しています。
キャリアも売上に対する意識も人それぞれです。
20代で体力もありバリバリ稼いでいるAさん。
キャリア5年だけど売上の伸び悩んで知るBさん。
副業をしながらまったりタクシーの仕事をこなすCさん。
嘱託で年金をもらいながらタクシーの仕事を続けているDさん。
乗務員の数だけ、売上に対する意識もちがいます。
普段顔を合わす機会があまり多くない乗務員同士ですので、売上でその人の実力を判断されてしまいがちです。
でも仕事に対する意識も人それぞれで、みんながみんな売上に対してストイックに意識しているとは限らないのです。
会社にとって良い乗務員とは
(例)40万円45% 会社の取り分22万円 60万円60% 会社の取り分24万円。 社会保険料や燃料費を考慮すると大差ない。 永く働いてるベテランさんのほうが貢献度は実は高かったりする。
勤続年数が長くて、事故違反もなく良い売り上げを常にあげてくる。
そんな乗務員さんが会社にとって最高に良い乗務員さんでしょう。
一過性の売上をあげる新人さんの中には、売上にとらわれすぎて事故を起こしてしまう乗務員さんも多くいます。
いくら良い売り上げをあげて会社に貢献しても、事故を起こすと会社には金銭的に損害を与えてしまいます。
勤続何十年も勤め上げたベテランの乗務員さんは実績として積み上げた会社への貢献度も高いのです。
なかなか評価されないのが実情ですが。
タクシー乗務員は事故や違反のリスクと常に戦っています。
いくら働きたいといっても免許がなくなっては続けられないのがタクシーの仕事です。
そんな常にプレシャーのかかる仕事を何年も続けてこれたこと自体が偉大なのです。
タクシー乗務員の評価は短期的な売上よりも、定年で退職した時の生涯で稼ぎ出した総売上で評価されるべきなのです。
先輩たちのおかげでタクシーの仕事に携わっていけている。
そもそもタクシーの仕事がなかったならば、われわれはタクシー乗務員の仕事つけません。
お客様からタクシーの需要があるのは、長年先輩たちがタクシーの仕事の枠組みを維持してくれたからです。
お客様が気軽にタクシーを利用できるのも、タクシーがあればこそなのです。
良い売上をあげることは、先輩たちが作り上げてくれたシステムのなかで効率的に動いてるだけにすぎません。
引退された方を含め先輩たちにはリスペクトをしなければいけないのです。
まとめ
今回はあささんのツイートからこの記事を書かせてもらいました。
タクシー乗務員にとって売上の数字は、センシティブなものです。
それは売上の金額が給料に直結するからです。
その売上をもってして、他の乗務員を批判するのはよくありません。
周りから嫌われますし、自分の居場所を狭めるだけです。
もちろん良い売上をあげることが、悪いと言っているわけではありません。
謙虚に立ち居ふるまうのが、気持ちよく働いていくコツです。
特に長年タクシー業界に携わっている先輩乗務員に対しては、リスペクトしながらこれからも業務したいですね^^。
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