こんにちは東京でタクシー乗務員歴13年masaki(masakitblog2020)です。
先日久しぶりに陣痛タクシーの仕事で妊婦さんを深夜病院にお送りしました。
そして妊婦さんに感謝され、社会に役に立っていると実感しこの記事を書きます。
妊婦さんにとって急な陣痛でまわりに誰もいないシュチュエーションは本当に不安だと思います。
そんな時、24時間体制で街中を走っているタクシーが妊婦さんの力になれます。
そこで陣痛タクシーに登録しておくメリットと具体的な東京の陣痛タクシーを行っているおすすめの事業者をご紹介します。
この記事を読んでわかる事
- 陣痛タクシーに登録するメリット
- 陣痛タクシーを利用するときのタクシー会社の選びかた
- おすすめの東京の陣痛タクシーを事業者をご紹介
陣痛タクシーに登録することをおすすめするわけ
陣痛タクシーの登録は各社無料で、登録しておくだけでいざという時の安心につながります。
もちろんもし利用したときでも、かかる料金は通常のタクシー料金と変わりません。
タクシーは24時間365日稼働しているので、急な陣痛が起こったときでも電話一本ですぐにご自宅に駆け付けることが出来るのです。
出産予定日があらかじめわかっていても、いつ急な陣痛がくるかわかりませんよね。
陣痛が起きた時に、家族の方やご主人が近くにいるとも限りません。
そんな不安を解消するために、深夜や早朝でも稼働しているタクシーがたよりになるのです。
実際陣痛タクシーに登録しても、使わないかたもたくさんいます。
つかわなくたっていいのです、陣痛タクシーは登録をすることによって不安を解消するサービスなのですから。
陣痛タクシーの登録、利用方法
各社ホームページから必要事項を入力してください。
日本交通の陣痛タクシーを例にとってご説明いたします。
- まずは登録フォームから必要事項を登録してください。

出典:日本交通ホームページより
登録までに1週間ほど時間がかかるため、出産予定一か月前までに登録を済ませておくことをおすすめします。
- 陣痛が来たらまずはかかりつけのお医者様に連絡して支持を仰いでください。
- 登録した電話番号から、陣痛専用ダイヤルに電話してください。(登録した電話番号から情報を入手してスムーズなやり取りをするため、非通知設定をされている方は電話番号の前に「186」を押して下さい。
- オペレーターより手配したタクシーの無線番号、到着予定時刻をお伝えします。
注意点としては登録情報を記入する際になるべく詳細まで記入していただくと、もしもの時によりスムーズにお送りすることが出来ます。


陣痛タクシーでも通常のタクシーの配車システムを利用するため、一番近くにいるタクシーが配車されます。
そのため乗務員の地理の習熟度やキャリアは、どうしても差がでてしまうのです。
あらかじめ細かく指示を伺うことによって迅速に対応できます。
以前会社から聞いた陣痛タクシーにまつわるトラブルです。
妊婦さんのご自宅から病院までは空かずの踏切があったそうです。
陣痛タクシーに配車された乗務員さんは、キャリアが長くなくナビ通りに開かずの踏切を通る経路で妊婦さんをお送りしてしまいました。
踏切を避ける迂回ルートより大幅に時間がかかり大変なお叱りをうけたそうです。
そんなトラブルを避けるためにも考えられる注意事項も明記していただける、と私たち現場でお送りする乗務員もたいへん助かります。
実際にご利用の際にご用意いただくもの
陣痛タクシーを利用するときには、一応大き目のバスタオルかレジャーシートをご用意ください。
シートを破水してしまってシミをつけてしてしまったらどうしよう。
弁償しなくちゃいけないの?
そんな心配はご無用です。
かりに破水してしまってシミをつけてしてしまっても、クリーニング代などを請求することはないのでご安心ください。
陣痛タクシーをご利用するうえでのタクシー会社の選び方
一般論で言えばズバリ緊急時に迅速にかけつけることができる保有台数の多い、大手の会社をおすすめします。
ただし住んでいる地域によっては地元密着型のタクシー会社もあるので複数登録しておく方が良いでしょう。
陣痛タクシーは配車アプリのように複数のタクシー会社が共同で行っているものではありません。
各自の会社が独自に行っているものなので、細かなサービスやお迎えに行く地域、お送り先の地域に違いがあります。
ご自分の住んでいる地域に対応したタクシー会社をお選びください。
またあわせてタクシー配車アプリも登録しておくとより安心です。
あまり考えられませんが、万が一の陣痛タクシーの登録の不備、当日になってシステムのトラブルなど、そんなときアプリからすぐにタクシーを手配できます。
特に旧japantaxiとmovが合併し、登録台数が都内最大級のタクシーアプリ「GO」がおすすめですよ。
タクシーが呼べるアプリ GO《ゴー》
万が一の時のために合わせて登録しておくことをおすすめします。
利用者、登録者の声
東京のおすすめ陣痛タクシー会社
日本交通

料金:メーター料金+迎車料金420円がかかります。
対象地域:東京23区、三鷹市、武蔵野市
お送り先の地域:東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木の1都6県
圧倒的な保有台数と陣痛タクシーのパイオニアで利用者から高い評価を得ています。
国際自動車Km
料金:メーター料金+迎車料金420円がかかります。
対象地域:東京23区、三鷹市、武蔵野市
お送り先の地域:東京23区、三鷹市、武蔵野市
全車防水シート仕様なのでご利用の際に特になにも用意しないでご利用になれます。
東京無線
料金:メーター料金+迎車料金320円がかかります。
対象地域:東京23区、三鷹市、武蔵野市
お送り先の地域:特に記載なし
こちらも大手の東京無線さん。迎車料金が320円と安いです。城北地域に会社も多く中野、板橋、練馬など営業区域にしているドライバーさんも多くいる印象をもちます。つまり城北地域にお住いのかたはおすすめです。
大和自動車

料金:メーター料金+迎車料金420円がかかります。
対象地域:東京23区内(世田谷区・杉並区を除く)、北多摩交通圏内(三鷹・調布・狛江を除く)
お送り先の地域:発地点が対象エリアであれば、対象地域への送迎も可能です。
KMさん同様防水シートに対応しています。また事前登録しておくことで後払いでの対応が可能です。
日の丸自動車
料金:メーター料金+迎車料金320円がかかります。
対象地域:東京23区、三鷹市、武蔵野市
お送り先の地域:東京23区、三鷹市、武蔵野市
*通常のタクシー利用と同様に乗降車地が営業地域に入っていれば対応。
陣痛以外にも普段の通院などにも対応しており、出産後の通院には無料のベビーカーの貸し出しもあります。
帝都自動車
料金:メーター料金+迎車料金420円がかかります。
対象地域:墨田、江東、中央、千代田、港、品川
お送り先の地域:どこでも事前に登録した病院とあります。詳しくは実際にオペレーターの方に相談してください。
お迎え先の地域を限定することで、緊急時に迅速に駆け付けられるように心がけているようです。
荏原交通

料金:メーター料金+迎車料金420円がかかります。
対象地域:世田谷、目黒、太田、品川
お送り先の地域:特に記載がないので登録する際に確認してください。
荏原交通さんは特に城南地域に特化したタクシー会社です。
特に城南地域にお住まいのかたは、地理に習熟したドライバーさんも多く在籍されているので、登録を検討してみてはいかがでしょうか。
抜粋して東京の陣痛タクシーを扱っている会社をご紹介いたしました。
タクシーは営業エリアがあり、地域によって呼べるタクシー会社も違います。
営業エリアを確認してご自分の住所が営業エリアに入っているか確認してみてください
まとめ
陣痛タクシーに登録することは妊婦さんにとってメリットばかりで、デメリットはありません。
- タクシーは24時間365日稼働しているので、急な陣痛が起こったときでも電話一本ですぐにご自宅に駆け付けることが出来る
- 登録しておくだけで安心につながる
- もちろん登録しておくだけは無料(料金も通常のタクシー運賃と同じ)
仮につかわなくても、料金は発生しませんし、何よりも出産時の不安が解消されます。
陣痛タクシーのタクシー会社の選び方は
- 配車できるタクシーの数が多い大手中心に、地元密着型のタクシー会社を複数登録しておく
- 万が一の時のために配車アプリにも登録しておくことをおすすめ

出産のときの不安の軽減につながりますのでぜひ登録だけでもしてみてくださいね^^
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