「タクシーの仕事を始めたいんだけど良い売上があげられるか心配。」
「タクシーの仕事を始めたんだけど売上が伸び悩んでいる。」
そんなかたにこの記事を書いています。
東京でタクシーの仕事をして12年になりますmasakiです。
タクシーの仕事は知識が必要で、初めは成果が出せなくて心配と思っていませんか?
私も新人の時はその様に思っていました。
全て間違いではありませんが、実はタクシーの仕事の売上はキャリアと比例しないんです。
その理由は、何よりもメンタル面が重要という事です。
そして良い売上を上げるためのキャリアでは推し量れない技術面の向上方法があるのです、
今回はタクシーで良い売上を上げるための「メンタル面」と「技術面の向上方法」にクローズアップしてみました。
お付き合いいただければ幸いです。
タクシーで売上をあげるにはどの様にすべきか?
タクシーで売り上げを上げるためには必要な事が二つあります。
一つはメンタル面、一つは技術面です。
良い売上を上げるためには一つ目のメンタルが備わっていることが必要不可欠です。
絶対にタクシーの仕事で成功してやるんだという意気込みがなければ、前向きに事が進みません。
いきなり最初から出来るわけないという、消極的な姿勢は消し去ってください。
ものおじすることなく、どんどんチャレンジする精神が必要です。
少し乱暴な言いまわしだったかもしれませが、タクシーで良い売り上げを上げためにはこのメンタル面がほとんどの比率をしめます。
後は技術面を拡充して積み上げていくのみです。
与えられた時間を目いっぱい消化する
タクシーの売上は基本労働時間に比例します。
隔日勤務なら一日最大21時間までと決められています。
その中で決められた休憩時間の消化、取り方が重要となってきます。
やみくもに休憩をとるのではなく、お客様を待ちながらの休憩(例えばホテルで待機しながら、無線を待ちながら)消化すればただ単に休憩するのではなく効率的に休憩することも可能です。
ただあくまでも良い売上を上げるためでの方策であって、
事故を起こしてしまっては何にもならないので無理はしないでください。
また帰庫時間も最後まで粘り倒すことが重要です。
一分一秒を惜しんで時間に固執する意識が重要なのです。
つまり良い売り上げをあげるための一番の近道は、休憩時間を含め与えられた一日の労働時間を最大限活かすことです。
効率の良い営業を心がける
最大限労働時間を活かすことを考えたら、つぎに労働時間を内容の濃いものにすることです。
その時々の状況判断も必要ですが、基本は流しメインで無駄なつけ待ち時間を無くしさらに無線を狙いに行くことでお客様をお乗せしやすい状況を整えます。
流し営業
自らお客様をお乗せするための攻めの営業スタイルです。
そのときどきの状況でフレキシブルに行動できます。
東京では街中でお客様が手をあげてタクシーを待たれているので、こちらからお客様を迎えに行くことで効率の良い営業ができます。
つけ待ち営業
夜の繁華街などでタクシーが飽和した状況になると、お客様がお乗りになられるポイントも決まってくるため、つけ待ち営業が有利になる場合があります。
ただし、無駄なつけ待ち時間は時間の無駄です。
効率よいつけ待ち営業をするためには時間、場所、天候条件などの状況判断が必要です。
無線営業
流し、つけ待ちをしながらもお客様からお仕事を頂けるありがたい存在です。
特に夜のお店から呼ばれる場合には、接待されたお客様をご自宅にお送りするケースも多く、万収をゲットできるチャンスとなります。
また最近では配車アプリの普及もあり、無線営業の比率も高まっています。
そもそものタクシー会社選びの時点で、無線に強い会社選びをするのも良い売上をあげるためのコツです。
仲間内から情報収集をして引き出す
同じ会社内の同僚、SNSのツイッターなどで知り合った同業の方から営業情報を引き出すのも良い売り上げを上げるための近道です。
ただしもらうばかりになってしまうと、周りのかたも離れていくのでそこはギブアンドテイクでこちらからも情報提供する努力が必要です。
またタクシーの売上は同業の方から見るとプライドにもかかわるために、あまり自分の売上を誇ったり自慢するのは控えた方が良いでしょう。
心の中に秘めておくことは良いですが、派手な言動はあなたから有益な情報が去っていくもとにもなります。
ネット上でのブログで立ち回りを研究
ネット上には売り上げや日報をアップした同業者の方のブログが存在します。
私も新人だったころ、そういった先輩方のブログやメールマガジンでイメージトレーニングして勉強していました。
テキスト上でのものなので、地図を見ながら立体的にイメージして想像すると効果的です。
いくつか私が見て参考になりそうなブログを紹介しておきます。
手前みそではありますが私の東京営業日誌です。
細かくデータや日報が上がっていて見やすいですね。
以前からツイッターで交流のある銀座さん。ともかくどんな時でも高営収をたたき出す実力は脱帽です。
こちらも私のツイッターのフォロワーさん。
今は営収報告は控えているようですが、過去のデータは必ず参考になるはず。日報以外でもマップを使って解説してくれています。
競争意識を持つことで刺激に変える
良い売上を上げるためにはライバルをみつけて目標を設定することが近道です。
身近にライバルを置くことで切磋琢磨して、良い刺激になります。
同期のかたの売上の高いかたから徐々に会社の売上ランキングの高い方を目指してステップアップしていきましょう。
ただしこちらもあまり態度に出したり、派手な言動をしてしまっては立場が悪くなるので大人としての配慮は必要です。
身近なところにライバルを設定することで、売上アップのモチベーションになります。
トライアンドエラーを繰り返して引き出しを増やす
物おじすることなく、思ったことをすぐ実践する行動力が必要です。
最初のメンタルの部分でも言いましたが、最初はわからないことだらけで出来なくて当然です。
休日や明けの日に、営業で活かせることを一つでもいいので想定してください。
そして実際に営業で試してみるのです。
失敗すれば、今後行わなければよいだけです。
そうしていくことで、新たなタクシースキルが蓄積されていきます。
その積み重ねが重要なのです。
まとめ
タクシーで良い売上を上げるためには、ものおじすることなく絶対に俺には出来るというメンタルの強さが必要です。
これが絶対条件になります。
技術面で言うと
- 与えられた時間を目いっぱい活用する
- 時間の有効活用(営業スタイルの効率化)
- 情報共有できる仲間
- ネット上でのブログでの研究
- 競争意識を持つ
- トライアンドエラーを繰り返す
この6つを実践できれば間違いなくタクシーの売上はあがります。
タクシーの売上は正直キャリアに比例しません。
どうせ同じ時間働くなら、多く給料をもらった方が良いですよね。
タクシーで良い売上をあげるのは、要は本人のやる気次第なのです。
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