- バイク買い取りチラシが貼られていて不安
- どんなバイク盗難の前兆があるのか知りたい
- バイク盗難の前兆に気づいたらどんな行動をとればいい?
そんなことを思っている方へおすすめの記事になっています。
減少傾向にあるとはいえ、バイク盗難は警察に認知されているだけで2021年に7,569件。(警視庁犯罪統計)
検挙率は約20%と、80%は盗まれてしまったら手元に戻ってきません。
バイクに乗っている方なら、明日は我が身と心配になってしまいますよね。
バイク窃盗犯の多くは、事前に下調べして犯行に及ぶことが多いです。
窃盗犯の下調べの前兆を事前に察知でき対策を行えば、バイクを盗まれる悲劇にみまわれる確率もグンと下がります。
この記事では、
- バイクを盗難される前兆
- 事前に察知した場合の対処法
を解説していきますので、バイク盗難について不安に思っている方はぜひ参考にしてください。
もしかしたらバイクを盗難される前兆かも!?よくある事例9選
ここからは、バイク窃盗犯が残していった痕跡・前兆についてよくある事例をあげていきます。
全てが盗難の前兆とは限りませんが、なるべくいつもと違う状況に気付けるようにしておきましょう。
小さな変化に気づき、対策をとることで、盗難される確率は減らせるはずです。
- 買い取りチラシが貼られていた
- バイクに小石が置かれていた
- ミラーの角度が変えられていた
- バイクカバーがめくられていた
- 補助ロックの位置が変えられていた
- 知らない人物にバイクのことについて声をかけられた
- 防犯アラームが頻繁になった
- 夜中にバイクの爆音がした
- 尾行されている気配がした
買い取りチラシが貼られていた
買い取りチラシが貼られていたなら、窃盗犯のマーキングの可能性があります。
本当の業者の可能性もありますが、いずれにせよ勝手に人の敷地内に侵入しちらしを張り付けていく業者なんてまともではありません。
バイク所有者の行動を観察している可能性もあるので、バイクチラシが貼られていたらすぐに取り除くようにしましょう。
バイクに小石が置かれていた
バイクのシートやカバーの上に、小石や空き缶などがおかれていた。
このようなケースも、窃盗犯のマーキングの可能性があります。
毎日バイクに乗らない方も、なるべく小さな変化に気づけるようこまめにチェックするようにしましょう。
ミラーの角度が変えられていた
バイクに乗ったときに微妙にミラーの角度が変えられていた。
そんなときも、もしかしたらバイク盗難の前兆かもしれません。
単なるいたずらや、駐輪したとき自分で動かしてしまった可能性もありますが、頻繁に違和感を覚えるなら注意が必要です。
バイクカバーがめくられていた
バイクカバーをかけている方なら、カバーがめくられているケースも盗難の前兆かもしれません。
保護目的でバイクカバーを掛けている方も多いのではないでしょうか。
窃盗犯が所有者の行動をチェックしている可能性があります。
特にカバーをめくってまで、車種特定や防犯装置の確認をしているので、カバーをめくられていたら防犯強化を行うようにしましょう。
補助ロックの位置が変えられていた
ワイヤーロック・チェーンロック・U字ロックといった補助ロックをしていて、いつもと違う場所に鍵位置が変わっていた。
そのような場合、所有者に気づかれないように、窃盗犯がマーキングしていった可能性があります。
補助ロックをするときにも、どんな位置にロックしたか覚えておくことで素早く違和感に気づけます。
知らない人物にバイクのことについて声をかけられた
大胆不敵にも見知らぬ人物にバイクのことについて尋ねられるケースも。
バイクの所有者を断定し、あなたの行動パターンを探っている可能性があります。
全ての人を疑いの目で見ることは世知辛いですが、いきなり初対面でバイクについて聞かれるなんて不信感を抱いてしまいます。
あたりさわりのない対応でそらし、私なら「すぐに用事があるので」と言ってその場を立ち去ります。
防犯アラームが頻繁になった
すでに防犯アラームを設置し、アラームが頻繁になるといった方も要注意。
所有者に誤作動と認識させ、近所迷惑になるので防犯アラームを取り除かせるのが目的かもしれません。
すぐに防犯アラームを切るということはせず、簡易的な防犯カメラ(トレイルカメラ)の設置で原因を探ったり、誤作動の可能性が高いなら高性能なアラームへの買い替えも検討するようにしましょう。
夜中にバイクの爆音がした
バイクの窃盗犯の検挙者の多くは未成年者。
夜中に仲間とつるんで、盗むバイクの物色をしている可能性も。
些細な状況の変化に、気づけるかが盗難されるかされないかの分かれ道です。
尾行されている気配がした
出先で窃盗犯から、目当てのバイクだと見定められ、自宅まで尾行されるケースも考えられます。
自宅での盗難の方が、寝ている間や仕事中などはノーマークになりバイクを盗みやすいからです。
もし、尾行されていることに気づいたら自宅を特定されないようコンビニによったり、最悪執拗に追いかけてくるようなら、交番・警察署にかけこみましょう。
なぜ窃盗犯はバイク盗難前に前兆を残すのか?
なぜバイクの窃盗犯は犯行に及ぶ前に、前兆や予兆といったものを残すのでしょう?
以下のような理由が考えられます。
- 所有者の行動パターンを見定めている
- 犯行に及ぶための下準備
- 犯行の発覚を遅らせるため
所有者の行動パターンを見定めている
所有者の行動パターンを見定めて、犯行に及ぶタイミングを見計らっています。
バイク所有者によって行動パターンもいろいろ。
毎日、通勤でバイクに乗っている方や週末しか乗らない方。
また、通常みな寝静まった夜に犯行が行われるのが定番になっていますが、所有者によっては夜勤勤めも考えられます。
ターゲットとなるバイクにマーキングすることで、所有者の行動がつつぬけになってしまいます。
バイク窃盗犯は、前兆や予兆を残すことで、所有者の行動パターンを見定め、盗みやすいタイミングをうかがっているのです。
犯行に及ぶための下準備
次にあげるのが、犯行に及ぶ前の下準備。
どのようなセキュリティがされていて、そのセキュリティを破るにはどんな道具が必要なのかうかがっています。
例えばワイヤーロックだけならボトルクリッパーで切断できますし、頑丈なチェーンロックならディスクグラインダーが必要になってくるでしょう。
また、地球ロックされていないバイクなら、台車で運びだしたほうがスムーズに盗めるかもしれません。
犯人は下見をすることで、スムーズにバイクを盗み出す方法を探っています。
犯行の発覚を遅らせるため
犯人はどの程度、所有者がバイクに注意をはらっているのかも見定めています。
極端な例、同一車種で毎日乗られているバイクと1か月動かされていないバイクなら、どちらが目を付けられやすいかあきらかです。
犯人は犯行発覚を一番恐れるので、しばらく通報されないだろうバイクを優先的にターゲットにします。
犯行後1か月もした後に通報されても、証拠も目撃者もまず現れません。
近隣に防犯カメラが設置されていたとしても、ほぼ証拠画像は残っていないでしょう。
窃盗犯はなるべく所有者が無頓着なバイクを狙っているんです。
バイク盗難の前兆に気付いたときに取るべき対処方法
バイク盗難の前兆に気付いたときは、しかるべき対策をとっていきましょう。
まずとっておきたい対策は以下の3つ
- チラシが貼られたりいたずらなどされていたときはそのままにしない
- 警察や管理人へ相談する
- 防犯対策を強化する
また、毎日バイクに乗らない方でも、前兆に気付けただけある意味ラッキーです。
必ず、毎日できるだけこまめにバイクの状態をチェックするようにしましょう。
チラシが貼られたときやいたずらなどされていたときはそのままにしない
バイクの買い取りチラシやいたずらなどを発見したら、かならずそのままにせず、処分したり取り除くようにしましょう。
もしも、対処が遅いと窃盗犯からバイクに関心の薄い所有者だと判断されてしまいます。
以下であげる防犯を強化することが前提になりますが、防犯ステッカーなどで盗難に対する意識の高さを犯人にアピールするのも一つの手です。
警察や管理人へ相談する
賃貸物件にお住まいなら管理人へ相談するのも効果的です。
警察にはパトロールの巡回をお願いしたり、管理人にはダミーや防犯カメラ・ダミーカメラの設置・張り紙をしてもらうなどです。
すべて受け入れられるかは別として、できることは全て手を打っておきましょう。
防犯対策を強化する
ご自分で行えるもっとも効果的な対策は、費用がかかってしまいますが、防犯対策を強化するということ。
普段、補助ロックをされていない方は、チェーンロックやU字ロックなどの補助ロックをするようにしましょう。
できたら1個より2個と、より多くロックしておく方が効果的。
すでに盗難対策されている方は、防犯アラームの設置も検討してみてください。
おすすめのバイク盗難防止グッズは以下の記事をご参照ください。
【基本が大事】バイク盗難防止グッズおすすめ10選|愛車を盗難被害から守る!
また、費用をかけず盗まれる確率を下げる方法としては、バイクを運びづらい場所へ移動するということ。
持ち家なら、保管場所を裏庭に移動したり、共同の駐輪場なら奥まった場所に移動してみましょう。
【完璧な防犯対策はない!】バイク盗難保険への加入も検討しよう
バイク盗難の前兆に気づけて対策をすることで、盗難被害の確率を下げることはできます。
しかし、どれも完璧かといえばそうでないのが現実。
どんなに強力な対策をしても、プロの窃盗団に目をつけられてしまったら防ぎようがありません。
そこで、検討したいのがバイク盗難保険への加入。
ZuttoRideClubのバイク盗難保険なら、前兆に気付いた時点でネットからすぐに申し込みできます。
【バイク盗難保険】ZuttoRide Clubの評判と加入してみた私の感想
バイク盗難の前兆を事前に察知できた今こそ、盗難保険への加入を検討してみましょう。
【もう迷わない】おすすめのバイク盗難保険はコレ!9社を徹底比較!
まとめ
バイク盗難の前兆としては以下のようなものがあります。
- 買い取りチラシが貼られていた
- バイクに小石が置かれていた
- ミラーの角度が変えられていた
- バイクカバーがめくられていた
- 補助ロックの位置が変えられていた
- 知らない人物にバイクのことについて声をかけられた
- 防犯アラームが頻繁になった
- 夜中にバイクの爆音がした
- 尾行されている気配がした
前兆・予兆といったものに気づいたら、絶対にそのままにせず必ずアクションをおこしましょう。
行っておきたい対策は以下の3つ
- チラシが貼られたときやいたずらなどされていたときはそのままにしない
- 警察や管理人へ相談する
- 防犯対策を強化する
さらに完璧なバイク盗難に対する防御策はないので、盗難保険への加入も検討しましょう。
【もう迷わない】おすすめのバイク盗難保険はコレ!9社を徹底比較!
私は通勤につかっていたアドレスを盗まれてしまいました。
バイク盗難犯人をボコボコにすることは悔しいけど難しい!防犯対策が先決!
私にとってバイクは、通勤にもつかっている生活の必需品。
盗まれた後は、新しいバイクの購入費用や様々な手続きなど大きな痛手を負いました。
この記事でご紹介した盗難の前兆を参考に、なるべく広くアンテナをはり事前に盗難を防いでいただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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