雨の日ってタクシーは稼ぎやすいの?
どうやったら効率てきに稼げるのかなあ。
注意することとかあるの?
この記事はそんな疑問をもっている方向けになります。
こんにちは東京でタクシー乗務員をして14年目になるmasaki(masakitblog2020)です。
雨の日はタクシーをご利用される方が増えます。
つまり稼ぎやすい状況になるのは確か。
ただし雨の日独特のお客様の特徴もあり、稼ぎをアップできるかどうかは立ち回り方で変わってくるんです。
この記事ではどうやったら雨の日のタクシー営業で効率的に立ち回るか、注意点は何なのかを現役乗務員のわたしが解説していきます。
この記事で分かる事
- 雨の日のタクシー営業はなんで稼げるの?
- 雨の日のタクシー営業の立ち回り方
- 雨の日のタクシー営業の注意点
最後までおつきあいいただければ幸いです。
【雨の日のタクシー営業】は稼げる?立ち回り方と注意点を現役乗務員が徹底解説!
雨の日のタクシー営業は稼ぎやすくなります。
理由は明白でタクシーを使うお客様が増えるため。
一般社団法人ハイヤー、タクシー協会の一般のかたへの意識調査で、タクシー利用するときのシュチュエーションという問いでは、約16%の方が雨天その他のときにタクシーを利用すると回答しています。
普段タクシーを使わない方が傘替わりにチョイ乗りされるんですよね。
なので営業所の平均を見ても雨の日は普段の日と比べ、5,000円~10,000円ほど売上がアップします。
タクシーの売上は需要と供給のバランスで決まります。
つまり普段利用しない方が利用されるため業界全体としての売上が上がり稼ぎやすくなるのです。
しかし需要が増えてお客様をお乗せしやすい状況でも、効率よく立ち回らなければ、十分に雨の恩恵を活かせきれせん。
立ち回り、考え方で平均以上の売上を伸ばすことも可能です。
まずは雨の日のタクシー営業の特徴をみていきましょう。
そして対策を考えていきましょう。
【雨の日のタクシー営業】の特徴
雨の日のタクシー営業の特徴として
- 低単価になりがち
- 営業回数が増える
- 運転に神経を使い疲労がたまる
上記があげられます。
低単価になりがち
雨の日は普段タクシーを使わないかたが、傘替わりにチョイ乗りで利用されます。
普段歩く近場の距離を利用されるかたも増えるから。
連続して3桁つまり1,000円以下のメーター料金なんてこともしょっちゅうです。
雨の日のタクシー営業はお客様をお乗せしやすくなりますが、低単価になりがちです。
営業回数が増える
タクシーの営業回数は
- 一人のお客様に拘束されている時間
- 空車(つけ待ち、流し含め)の時間
が多いか少ないかの関係性できまります。
雨の日は低単価になりがち、一人のお客様に拘束される時間が短くなります。
つまり低単価でお客様をお乗せしやすい状況になるので、営業回数が増えるのです。
運転に神経を使い疲労がたまる
タクシーの仕事は車を運転するだけでなく、同時にお客様を探さなければいけません。
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さらに雨で視界が妨げられる状況は、神経をすり減らします。
また営業回数もふえるので疲労も蓄積されていきます。
仮に同じ時間に1回の営業で1万円をあげるのと、10回の営業で1万円をあげるのでは後者のほうが確実に疲労がたまります。
雨の日のタクシー営業は晴れの日よりも神経をつかい、疲れもたまっていきます。
【雨の日のタクシー営業】効率的な立ち回り方は?
雨の日のタクシー営業はお客様をお乗せしやすくなります。
しかし低単価になりがちということをみてきました。
ではどのようにして、雨の日のタクシー営業を立ち回ればいいのでしょう?
答えは低くなりがちな単価を営業回数をあげることで補い、さらに最大化させることです。
以下が主な対策です
- つけ待ち営業メインより攻めの姿勢に転ずる
- 人の集中する場所を流す
- 過労は禁物!時間配分をチェック
それでは早速解説していきますね。
つけ待ち営業メインより攻めの姿勢に転ずる
あらゆる場所でタクシーの需要が高まるので、攻めの姿勢でこちらからお客様を迎えに行く気持ちで営業しましょう。
東京などの都市部では雨の日はつけ待ちするより、流したほうが効果的です。
流しながら乗り場を覗き待機台数が少なく効率的と判断できればつけ待ちを併用するのもOKです。
タクシーの売上アップの秘訣はいかに時間効率をアップするかにかかっています。
1本のロングをつかむより細かくつないだ方が効率的になることもあるのです。
人の集中する場所を流す
お客様が密集する街中、オフィス街を流してみましょう。
人が密集している場所=乗ってもらえる確率も高くなります。
普段は表通りまで出てタクシーに乗るお客様も、建物からでてすぐご乗車になられるケースも増えます。
また普段は空車のタクシーが多い(つけ待ち含め)そのような場所でも、需要が高まりライバルのタクシーも少なくなりお客様をお乗せしやすくなります。
過労は禁物!時間配分をチェック
いくら雨の日は忙しいからといって過労は禁物です。
しっかり適度な休憩はとるようにしましょう。
疲れがたまって、事故をおこしてしまったり、タクシーで一番稼ぎやすくなる、夜の営業にさしつかえてはなんにもなりません。
雨の日のタクシー営業は攻めの姿勢に転ずれば、努力した分売上も上がりやすくなります。
しかしその分疲労も蓄積されていきます。
天気予報をチェックし時間配分をととのえながら、本命である夜の営業がおろそかになるなんて事が無いよう計画的に休憩をはさむようにしましょう。
【雨の日のタクシー営業】の注意点と対策
ここでは雨の日のタクシー営業の注意点と対策をあげていきます。
雨の日のタクシー営業は晴れの日の営業より運転、事故対策にも細心の注意を払わなければならないからです。
いくら良い売上をあげても、事故を起こしてしまってはなんにもなりません。
フロントガラスの視界は良好にたもつ
特に注意したいのがフロントガラスの視界です。
油膜、曇りがあると夕暮れ時など、せっかくのお客様を見落とす原因にもなりますし、事故の原因にもなります。
昔から定評のあるクリンビューはタクシー乗務員のもはや必須アイテムです。
泡状のスプレーをガラスに吹きかけて拭きあげるだけ。
視界から油膜によるギラつきが消えみ違えるような視界になります。
安全のため、売上アップのためにも必ず常備しておきましょう。
急の付く運転はしない
タクシーに限らず雨の日運転の基本はスピードを抑えて急の付く運転はしないということが大事です。
急の付く運転とは
- 急発進
- 急加速
- 急制動
の3つ
特に
- 道路標示の白線、基線
- 横断歩道
- マンホールのふた
- 落葉
- 高速道路や橋脚の鉄の継ぎ目
などは注意して走行してください。
雨の日は忙しさもあり、そわそわし焦りがちになります。
スピードを抑え急の付く運転はせず、事故防止に努めましょう。
自損事故には細心の注意を
自損事故、特にバックによる事故には十分気おつけるようにしましょう。
タクシーの事故の大半を占めるのがバックによる自損事故。
特に雨天のときミラー、目視とも視界が悪くなるのでバックによる事故を起こしがち。
対策としては
- 不用意にバックしない
- やむおえず狭路などでバックするときはめんどくさがらず降りて確認
上記を徹底しましょう。
洗車作業は効率化
タクシー業務に洗車作業は必須です。
特に雨の日はボディーに汚れが飛び散り洗車作業も大変。
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ガンコな汚れには水洗いが必須です。
そんな時重宝するのがこちらのソーアップ 洗車水きり ダブルブレードワイパーです。
雨降りの帰庫時にも水切り後に洗車することで、作業を一気に効率化できます。
他の製品との違いはダブルブレードなので、力をいれずきれいに水切りしてくれるところ。
雨降りのタクシー営業は、いつもより疲労が蓄積されやすくなります。
最後の洗車作業を効率化することで疲労蓄積を軽減できますよ。
まとめ
雨の日のタクシー営業はなんで稼げるの?
- 普段タクシーを利用されない方も利用されるから
- 傘替わりにチョイ乗り需要が高まるから
雨の日のタクシー営業の立ち回り方
- つけ待ち営業メインより攻めの姿勢に転ずる
- 人の集中する場所を流す
- 過労は禁物!時間配分をチェック
雨の日のタクシー営業の注意点
- フロントガラスの視界は良好にたもつ
- 急の付く運転はしない
- 自損事故には細心の注意を
- 洗車作業は効率化
とくに雨の日はフロントガラスの視界が悪いと運転の危険、せっかくのお客様を見落としかねません。
つねに視界を良好に保てるようクリーンビューは必ず常備しておきましょう。
また雨の日は洗車が大変。
仕事後に疲れを残さないようにするためにも洗車作業の効率化は大事です。
このソーアップ 洗車水きり ダブルブレードワイパーを使えば洗車作業を大幅に効率化できますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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