ついにMiband6日本語版の発売が決まりました。
すでに海外では発売されているMIband6中国版を購入したのでレビューします。
中国語版と日本語版(グローバル版含め)の違いは大まかにUI表示(band上の表示)が日本語になっているかどうか。
内部的な機能の違いはありません。
【Miband5】日本語版、グローバル版、中国語版の違いを解説!
なのでこれから日本語版の購入を考えている方もきっと参考になるかと思います。
Mibandの魅力はなんと言っても、安いのに機能が充実しているところ。
さらに発売元のXiomiは今や世界的にみてスマホ、ガジェット界の信頼のブランドです。
Miband6は
- 安くて高性能なスマートウォッチを探している
- 健康管理、ダイエットを始めたい
- 時計に付加価値をつけて生活に遊び心加えたい
そんなかたにピッタリなスマートウォッチです。
是非この記事をみて購入の参考にしてみてくださいね。
【日本版も発売】Miband6中国版を買ったので開封レビュー
2021年春にMiband6が中国で発売され、とうとう7月に日本での発売も決まりました。
なにやら噂ではハード面が改良されより使いやすさが向上したとのこと。
いままでMiband4を使っていて機能的には不満はなかったものの、より使いやすくなったと聞きひと足はやく中国語版を購入しました。
購入したのは中国のECサイトAliexpress価格は日本円で4,000円ちょっと。
実際注文してから2週間程度で商品がとどきました。
海外からの発送ということで、送られてきたときに多少の箱のつぶれがあります。
この程度のつぶれはまだましな方みたい。
場合によっては箱がべこべこにつぶれてしまっているなんてこともあるようです。
以前より中国の配送クオリティーも上がったのかもしれません。
内容物はこんな感じ。
非常にシンプルです。
Miband6本体、充電ケーブル、分厚い説明書が同梱されています。
今回購入したのは中国語バージョンなので、もちろん説明書の言語は日本語に対応していません。
本体、ベルトの形状はMiband4,5からほぼ変化がありません。
重さもベルト込で23g、本体重量は12gと非常に軽量設計になっています。
また本体、ベルトの形状とも前作Miband5と同じで、替えバンドの互換性があるのもうれしい所ですね。
【Miband4,5】おすすめ替えバンド10選!もうダサイなんて言わせない
バンドは従来通りのさらさらとした肌触りのTPU素材が採用されており、付け心地はとても良いです。
ベルトの固定はループにもう片方のベルトを通しポッチと穴で固定するタイプ。
少し大きめの私がつけてみもまだまだ余裕。
女性から大柄な男性までバンドの長さは対応していると言って良いでしょう。
次に充電器。
Miband6の充電は前作Miband5同様裏面にマグネットの端子をくっつけて充電するタイプです。
供給もとの電源はUSB端子です。
2時間でほぼ満充電になります。
ちなみに初期状態ではMiband本体のバッテリー残量は0だったのですぐに充電しました。
Miband6を数日使った使用感
まだ使ってみて数日間ですが、操作性、視認性が格段にアップしてまさに感動ものでした。
以前まではカクカクしていたスクロールもサックサクです。
前作Miband5とMiband6のROM、RAMをくらべると大幅にアップされレスポンスが向上されています。
MIband6 | Miband5 | |
ROM | 32MB | 16MB |
RAM | 2MB | 512KB |
Miband6を数日使ってみて良かったところ
Miband6を数日間つかってみてよかったところは
- 表示領域が広くなって画面が見やすくなった
- 慣性スクロールが採用され操作しやすくなった
の主に2点です。
表示領域が広くなって画面が見やすくなった
Miband6の画面自体の大きさは前作Miband5とあまり変わりがありません。
ただフルスクリーン表示になったことにより、画面に表示される情報量が圧倒的にあがりました。
さらに画素密度もパワーアップ。
Miband6の売りの一つに猫の髭まで鮮やかというキャッチコピーがあります。
Mibandの画素密度326ppiというのは、スマホにも匹敵しiphone8がちょうど同じ326ppiと言われています。
通知をチェックしたときの見やすさと言ったらちょっとした感動ものでした。
さらに液晶の明るさもMIband5から踏襲されていて最大輝度は450nit。
日差しの照りかえしで見づらい屋外でも、5段階の明るさ調整で4以上にすればくっきり確認できます。
慣性スクロールが採用され操作しやすくなった
Miband6から慣性スクロールが細部まで採用になりました。
具体的にはスマホの操作をイメージしてもらうとわかりやすいです。
前作までのMiband5までは画面をスクロールするとカクカクと一気に次の画面に切り変わりました。
それに比べMiband6ではスマホでブラウザーを見るように滑らかに画面をスクロールできるようになっています。
前作Miband5までは画面の切り替えにストレスを感じる場面もありましたが、MIband6ではより直感的に操作でき初めてのかたでもより操作しやすくなっています。
Miband6を数日使ってみて残念なところ
Miband6の残念なところもありました。
主に以下の2点です
- バッテリーの持ちに懸念
- Line通話がダイレクトに通知されない
バッテリーの持ちに懸念
Miband6はハード面の向上、さらに機能が追加された代償としてバッテリーの持ちが前作Miband5と比べ落ちてしまっています。
Miband5やMiband4では一度充電すれば2週間以上持ったバッテリー持ちが、機能を盛り込むと半分以下に落ちてしまうようです。
通知メインで使っている私は3割ほどバッテリーの持ちが悪くなったと感じました。
表示領域が広くなった分バッテリーを多く消費しているのかもしれません。
ハードに使うと数日、設定をおさえた使い方で2週間と言ったところですかね。
Line通話がダイレクトに通知されない
連携アプリMifitのもともとの仕様でLine通話が入ってもバンドには着信しか残りません。
Miband5まではサードパーティー製のアプリMibandageというアプリを常駐させることで、ダイレクトにバンドに通知を表示することができました。
XiomiMiband4アンドロイドでLine通知が来ない時の対処法!シンプルに2点!
現時点でMibandageアプリがMiband6に対応していないので今後のアップデートに期待するしかありません。
ちなみにMiband6からXiomiWearというアプリでもMiband6をコントロールできるようになっています。
こちらも試しにペアリングしてみましたが、Line通話の通知は事後の着信のみでした。
Miband6の機能
ここではざっとMiband6の機能を解説していきます。
Miband6スペック
商品名 | Miband6(日本語版) |
価格 | 5,990円 |
画面サイズ | 1,56インチ有機EL(152×486)最大輝度450nit |
重量 | 23g(ボディーのみ12g) |
サイズ | 46,95×18,15×12,45mm |
ベルト調整幅 | 155~219mm |
バッテリー | 125mAh |
画素数 | 326ppi |
防水性能 | 5ATM(水深50m相当) |
健康モニタリング機能
Mibandのメインの顔は自分の健康をモニタリングすること。
またMiband6から血中酸素濃度(SpO2)を測定できる機能が搭載されています。
血中酸素濃度(SpO2)の測定は自動で計測できず、自ら計測する必要があります。
猛威を振るっているコロナ感染のバロメーターとしても血中酸素濃度(SpO2)の計測が推奨されており、参考に役立ててみてはいかがでしょうか。
Mibandで計測できる健康モニタリング機能
- 24時間の心拍数モニタリング
- 血中酸素濃度(SpO2)測定
- 睡眠測定
- ストレス測定
- 整理周期モニタリング
- PAI測定
*PAIとは
PAIは独自の健康指標。心拍数を分析し、運動量に応じて毎日ポイントが加算されていきます。
理想は1週間で100を目指すもの。
一週間前の数値は削除され続けるため常に100を維持するためには1週間通してのバランスの良い運動が必要です。
30種類のワークアウトに対応
Miband6は30種類のワークアウトをトラッキングできます。
トラッキングすることで
- 運動時間
- 消費カロリー
- 心拍数
を視覚的に記録してくれます。
また特に以下の6種類のワークアウトについては運動すると、心拍数をMibandが自動で検出してくれます。
- ウォーキング
- アウトドアランニング
- トレッドミル
- サイクリング
- ローイングマシン
- エリプティカル
Miband6の30種類のワークアウト
- 屋外ランニング
- トレッドミル
- ウォーキング
- 屋外サイクリング
- 屋内サイクリング
- ローイングマシン
- エリプティカル
- プールスイミング
- ヨガ
- 縄跳び
- フリースタイル
- ダンス
- 屋内フィットネス
- 体操
- HIT
- コアトレーニング
- ストレッチ
- トレッドミル
- ピラティス
- バスケットボール
- バレーボール
- 卓球
- バドミントン
- クリケット
- ボーリング
- ボクシング
- キックボクシング
- ストリートダンス
- ズンバ
- 室内アイススケート
MIband6その他の機能
Miband6はもちろんフィットネストラッカーの機能だけではありません。
時計機能はもちろんのこと、いろいろな機能が盛り込まれています。
私自身ガチの運動を普段しているわけではないので、むしろ付加価値といってもいい通知機能のためにMiband6を使っているといっても過言じゃないです。
- 座り過ぎアラート
- 音楽の再生
- スマホを探す
- スマホのミュート
- マナーモード(DND)
- スマホのロック解除
- 着信通知
- メッセージ通知
- 天気予報
- カウントダウンタイマー
- リマインダー
Miband6の使いやすさの秘密はショートカット登録にあり
Miband6はショートカット機能に好みの項目を追加すれば、左右スクロールで登録した項目をかんたんに呼び出すことができます。
スマートウォッチを選ぶとき、機能や性能にばかり目が行きがちですが、実は使いやすさで選ぶことが最も重要。
いくらたくさん機能がたくさんもりこまれていても、項目を呼び出すまで手間がかかってはなんにもなりません。
ショートカット機能を搭載していて操作しやすいのが、実はMibandの人気の秘密だったりします。
設定はMifitアプリからおこないます。
ショートカット設定から登録する項目を選択、保存することでMiband6に反映されます。
Miband6はオリジナルウォッチフェイスをかんたんに作れ飽きがこない
Mibandを起動させるといちばん最初に目に入るのが時計盤のウォッチフェイス。
文字通りまさにMibandの顔です。
Miband6は公式ストア、サードパーティー(スマホのアプリストアから検索するとたくさん出てきます。)製のアプリから数えきれないほどのウォッチフェイスを選ぶことができ飽きがこないのも魅力です。
さらにお気に入り画像でかんたんにオリジナルウォッチフェイスも作れちゃうんです。
MifitアプリのストアからCustom dialを選択
好きな文字盤のひな型を選択
背景をカスタマイズからお好きな画像(スマホ内に保存されている画像)を選択し背景の画像に文字盤の色が同化しないように文字盤の色を調整。
文字盤を同期するをタップするとMibandにオリジナルウォッチフェイスが反映されます。
Miband6に出来ないこと
いままでMibandの使い勝手や機能紹介をしてきました。
他のスマートウォッチと比較検討している方に、逆にMiband6で出来ないことをまとめてみようと思います。
- GPS非搭載なので距離計測は搭載モデルより劣る
- 通話機能
- メール、やLineへの返信
- Suicaなどの利用
- 血圧測定
- 単体で音楽を聴く
- Mibandからスマホのカメラ起動
特にMiband6の開発情報がリークされたときに、6からGPSが搭載されると噂がたちました。
結局Miband6にGPSは搭載されていません。
ただGPSが搭載されていなくてもウォーキングやランニング、サイクリングなどのワークアウトの際にMiband6単体でも距離を算出してくれます。
精度もセンサーの向上により以前のモデルより正確になっているようです。
またスマホを一緒に持ち歩くことで、スマホのGPSを利用できより正確な距離やワークアウトのときの経路を算出することも可能です。
Miband6は買いかどうか
手軽にもとめられる価格帯、機能、使いやすさともにこれからスマートウォッチデビューする方は間違いなく買いです。
Miband5から価格設定が1,000円以上高くなり5,990円になりましたが、Miband6のレスポンスを体感すれば納得の価格。
ぶっちゃけMiband6より安い中華製のスマートウォッチも星の数ほどあります。
中には搭載されている機能がMiband6より優れているものも・・・。
ただ実際使ってみると取得データが不正確だったり、すぐに壊れてしまったり。
Miband6の6は今や世界的な企業になったXiomiが積み重ねてきたシリーズの信頼の証。
世界的に愛用者も多いMiband6の価格設定5,990円というのは機能的にみても信頼度からみてもまさにお値段以上です。
まとめ
Miband6は
- 安くて高性能なスマートウォッチを探している
- 健康管理、ダイエットを始めたい
- 時計に付加価値をつけて生活に遊び心加えたい
こんな方におすすめのスマートウォッチです。
Miband6をおすすめする理由はたくさんの機能がもりこまれていることはもちろん、なにより使いやすさです。
ショートカット機能を登録することで、使う機能だけをかんたんに操作できます。
前作より1,000円以上価格が上がったと言え5,990円で充実の機能がもりこまれてその価値はまさにお値段以上。
特にわたしは以前からMibandシリーズを愛用しており6になったことで
- 操作性の向上
- 表示領域の拡大
に感動しました。
ただ残念なところとして
- バッテリーの持ちに懸念
- Line通話がダイレクトに通知されない
上記を感じました。
Line通話についてはサードパーティー製アプリのMibandageのアップデートに期待したいと思います。
これからスマートウォッチデビューを考えていて高いものを買うのは迷うというかたには
- 価格
- 機能
- 使いやすさ
- 安心感
どれをとっても満足のいくスマートウォッチ。
それがMiband6です。
最後までお読みいただきありがとうございました^^
コメント
コメント失礼します。
先程中国版miband6を受け取ったのですが(私も6の前は4を使っていました)
Zepp lifeのアプリを入れてもペアリングすることができないのですが、デバイス選択画面からアプリの権限を承認?してもデバイス選択画面に戻ります。
方法を教えていただけないでしょうか?
中古品を買いましたが説明書も薄いのしかなくそれもすべて中国語でした。
返信が遅くなってしまいすいません。
以前からMibandを使っていてあらかたの手順もためされて参考になるかどうかわかりませんが、私なりに考えられることをあげていきます。
そもそもアプリがMibandを検出しないとき
他のデバイスにすでにペアリングされている場合、複数のデバイスではペアリングできません。
中古品ということなので、初期化してみることをおすすめします。
私も今までペアリングできていたものが、急にアプリ上で認識しなくなり初期化で解決した経緯があります。
初期化方法はMIbandの設定(setting)→factory resetを選択。
また、アプリ上で複数のMibandをペアリングできますが、管理できるMibandは1つだけで新たにペアリングしたMibandをアクティブ化する必要があります。
アクティブ・非アクティブの選択はアプリ上のマイデバイスにて行えます。
アプリがMibandを認識した上、お手元のバンドで承認してもデバイス選択画面に戻ってしまうということですが、もしかしたらアプリの設定上の問題かもしれません。
一度Zepplifeアプリを再インストールし設定を見直してみてはいかがでしょう。
また、試してみたいこととしてMibandはXiomiWearというアプリでも管理することができます。
検証する意味でも一度Mibandを初期化してみて、Xiomiwearでペアリングを試してみるのも手かもしれません。
Mibandを初期化した上で最新バージョンのアプリで今一度ペアリングを試してみることをおすすめします。
少しでもヒントになっていれば幸いです。