タクシー配車アプリの中でも1,2を争う大手といったらGOとDiDiですよね。
GOはかつてのJapanTaxi とMOVが統合され、タクシー登録台数10万台。(全国のタクシー総台数約25万台)
一方DiDiも、中国大手ライドシェア滴滴出行(DiDi)とソフトバンクの出資により、2018年よりサービスを開始以来、多くの利用者を獲得してきました。
そんなタクシー配車アプリ大手2つGOとDiDiは何が違うのか?を解説していきます。
手っ取り早くどちらかのアプリを選びたいという方は、まずはGOアプリを以下からインストールしてください。
理由は以下
- 対応エリアが広く、登録しているタクシー台数が多くタクシーを捕まえやすい
- 初回友達紹介クーポン入力でのお得度が高い
- 機能が充実してアプリを使いやすい
からです。
この記事では、タクシーアプリをはじめて使う方向けに、GOとDiDiを徹底比較していきます。
- どっちのアプリがタクシーを早くつかまえられるか?
- どっちのアプリがタクシーに安く乗れるか?
- どっちのアプリの機能が充実しているか?
そんな疑問をもっている、どっちのアプリを使えばいいか迷う!という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
タクシーアプリGOとDiDiの違いを比較
GO | DiDi | |
対応エリア | 26都道府県 | 15都道府県 |
迎車料金 | タクシー会社による | タクシー会社による |
支払い方法 | アプリ決済、車内決済 | アプリ決済、車内決済 |
アプリ決済に登録できる支払い方法 | クレジットカード、D払い | クレジットカード、デビットカード、PayPay |
2台以上の配車 | × | × |
初回利用時に利用できるクーポン | 500円 1,000円×2(友達紹介クーポン) | 500円(友達紹介クーポン) *東京地域はDiDispecial3,000円 |
予約機能 | 25分~7日後 | 30分~2日後 |
予約時にかかる料金 | 迎車料金+予約料金 | 予約料金のみ |
領収書 | アプリ決済時はネット上からダウンロード | アプリ決済時はネット上からダウンロード |
会社指定 | 〇 | 〇 |
車種指定 | 〇(地域による) | × |
優先パス | 〇(地域による) | × |
流しのタクシーでアプリ決済の利用 | 〇(地域による) | × |
事前確定運賃 | 〇(地域による) | × |
優良乗務員を選べる | 〇(地域による) | × |
ハイヤーの手配 | × | △東京の一部地域でDiDiSpecialを利用可能 |
運転手とメッセージのやりとり | 〇 | 〇 |
運転手との通話 | △利用者側からはできない | 〇(利用者側からできる) |
貯まるポイント | ANA,JALのマイルが貯まる(要連携) | 独自ポイントが貯まる |
早速GOとDiDiの違いを、ざっくりと表にまとめてみました。
利用者も多いGOとDiDiだけに、「この機能はほしい」という基本的な機能は両アプリとも備わっています。
共通点が多いだけに、どっちを使って良いのか迷ってしまいますよね。
そこで、よくあるニーズ別にどっちのアプリを使うべきかを解説していきます。
ニーズ別にGOとDiDiを比較!こんなときおすすめはどっち?
ここではGOとDiDiこんなときどっちのタクシーアプリがおすすめ?なのかニーズ別に解説していきます。
- どっちのアプリがタクシーを早くつかまえられるか?
- どっちのアプリがタクシーに安く乗れるか?
- どっちのアプリの機能が充実しているか?
についてそれぞれ比較していきますね。
ニーズ別比較①GOとDiD早くタクシーをつかまえられるのはどっち
誤解を恐れずにいうとGOになります。
なぜならGOのほうが、対応エリアがDiDiよりも広く、登録されているタクシー台数も多いからです。
GO対応エリア:北海道、青森、岩手、宮城、山形、福島、茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、富山、石川、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、広島、福岡、熊本26都道府県
DiDi対応エリア:北海道、宮城、東京、埼玉、千葉、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、広島、福岡、長崎、沖縄15都道府県
例えば東京エリアをみると、両アプリとも配車可能。
ただ登録されているタクシーの数がちがってきます。
GOが日本交通、東京無線といった大規模グループと提携しているのに対し、DiDiは中小のタクシー会社中心。
タクシーアプリは、注文を受けた地点で近くのタクシーを手配する仕組み。
登録されているタクシーの数が多いアプリほど、タクシーが早くつかまる確率も高くなります。
ただし実際のところ、アプリを使うエリアだったり時間帯だったりで状況も変化。
長崎、沖縄といった地域では、そもそもGOと提携しているタクシー会社はありません。
早くタクシーを呼ぶためのおすすめは、GO、DiDiにかかわらず数種類のタクシーアプリをインストールしておくことです。
ただし利用予定のない重複注文は絶対にお止めください。
キャンセル料金がかかってしまったり、タクシードライバーにも迷惑になってしまうからです。
対応地域が同じなら、まずはGOアプリを起動してみましょう。

GOアプリならアプリを起動するだけで、注文時間の目安が表示されます。
タクシーが見当たらない、待ち時間に時間がかかるときDiDiやその他のアプリを利用してみてはいかがでしょう。
ニーズ別比較②GOとDiDi安くタクシーに乗れるのはどっち
基本的に、同一地域内のタクシーのメーター料金は同じになっています。
アプリの種類で運賃が安くなることはありません。
ただし、クーポンのお得感と迎車料金の安い会社が選びやすいという点で、安くタクシーに乗りたい方はGOの方が向いているといってよいでしょう。
タクシー料金を安くするには
- ネット決済でのクーポン割引
- 迎車料金の安い会社を選ぶ
という2つの方法があります。
それぞれ解説していきますね。
ネット決済でのクーポン割引
GO、DiDi両アプリとも、友達紹介コードを入力することで初回クーポンを利用可能。
クーポンを利用することで、割引が適用されタクシーを安く利用できます。
GO:500円のダウンロードクーポン、友達紹介クーポン1,000円×2(計2,500円分)
以下の友達紹介コードをご利用ください
【mf-9mha67】
DiDi:友達紹介クーポン500円(東京の一部地域のみDiDiSpecial3,000円分)
以下の友達紹介コードをご利用ください
【2CRADE2M】
*GO,DiDiとも、複数の友達紹介クーポンは使用できません
DiDiは東京の一部地域で、DiDiSpecialといわれるハイヤーを依頼することも可能。
アルファードや高級外車が配車されるかわりに、料金体系も一般のタクシーとは違ってきます。
ただ現在、DiDiSpecial30%OFFキャンペーンが開催されていて、友達紹介クーポンの3,000円と併用すればさらにお得に利用できますよ。
東京地域限定になりますが、対象者の方は初回クーポンを利用して高級車を利用してみてはいかがでしょう。
クーポン利用に関してタクシーに限定すると、GOの方がお得感があります
GOの場合、友達紹介クーポン利用で、1,000円分の割引を2回うけられます。
一方DiDiの場合、クーポン額は500円だけ。
アプリを利用してタクシーに安く乗りたいなら、まずはクーポンの割引額が大きいGOを利用してみましょう。
迎車料金の安い会社を選ぶ
GO、DiDiとも迎車料金の安いタクシー会社を選ぶことはできます。
ただしGOは会社ごとに迎車料金が表示されるのに対して、DiDiは料金をアプリ上で確認できません。

GOは会社ごとに迎車料金が表示されているのに対し

DiDiは会社名のみの表示
タクシー料金を安くするため、迎車料金の安い会社を選びやすいのはGOになります。
ニーズ別比較③GOとDiDiアプリ機能が充実しているのはどっち
GO | DiDi | |
車種指定 | 〇(地域による) | × |
優先パス | 〇(地域による) | × |
流しのタクシーでアプリ決済の利用 | 〇(地域による) | × |
事前確定運賃 | 〇(地域による) | × |
優良乗務員を選べる | 〇(地域による) | × |
ハイヤーの手配 | × | △東京の一部地域でDiDiSpecialを利用可能 |
ドライバーとの通話 | △利用者側からはできない | 〇(利用者側からできる) |
共通点も多い2つのタクシーアプリGOとDiDi。
ただ独自の機能もそれぞれ搭載されていて、アプリの強みになっています。
選べるオプションの種類でいえば、GOの方が充実している印象をもちます。
ただし、GOのオプション機能は有料のものが多いです。
共通する予約機能で料金を比較すると
- GO:迎車料金+予約料金
- DiDi:迎車料金のみ
予約できる期間はGOの方が長い(GO:7日後までDiDi2日後まで)ですが、予約料金を安くしたいといった方はDiDiの方が向いています。
選べる機能はGOのほうが充実していますが、有料となってしまうものも多いので使用する際は注意するようにしましょう。
以下で、GOとDiDiの独自機能をご紹介するとともに、かかってしまう料金についても解説していきますね。
車種指定
GO | DiDi |
〇 | × |
DiDiでは車種を指定できないのに対して、GOなら対象地域で
- スライドドア車両
- 車いす対応車両
- JPN TAXIに限定
とざっくりですが、車種を指定することができます。
ただし、JPNTAXI限定を選ぶと150円のオプション料金がかかってしまいます。
スライドドアや車いす車両については、オプション料金はかかりません。
優先パス
GO | DiDi |
〇 | × |
優先パスとは、雨の日や、朝の通勤時間帯など、タクシーがつかまりづらいときに優先的に配車される仕組みです。
優先パスを利用すると、通常よりタクシーがつかまりやすくなるかわり、手配料金がかかってきてしまいます。
優先パス手配料金
東京980円
神奈川、千葉、埼玉600円
大阪、京都、兵庫500円
その他の地域400円
タクシーがつかまりづらい状況の時、急いでいるなら優先パスはありがたい機能です。
流しのタクシーでアプリ決済の利用
GO | DiDi |
〇 | × |
GOと提携しているタクシーなら、街中で走っているタクシー、乗り場などからの利用でもアプリ決済が使えます。(ただし車内端末が搭載されていないタクシーは利用できません)
アプリ決済を使えるということは、クーポンを利用できるということ。
流しや乗り場からのタクシー利用で、クーポンを使う方法は以下の記事をご参照ください。
【予約なしOK】タクシーアプリGO!流し、乗り場でのクーポンの使い方!
すぐにタクシーを捕まえられるという環境のかたは、迎車料金をカットできます。
迎車料金がかからず割引適用になるので、クーポンのお得感がより上がりますよ。
事前確定運賃
GO | DiDi |
〇 | × |
DiDiも事前確定運賃に対応していましたが、運営に問い合わせた結果どうやら現在は廃止になったようです。
そもそも事前確定運賃とはどういうものかといえば、タクシーのメーター料金にかかわらず事前に料金が確定するというもの。
メリットとして渋滞に巻き込まれたとき、時間メーターで料金が割高になるのを防げます。
一方、スムーズに進行した場合、メーター料金の方が安くなることも多いです。
また設定されたルートを変更できないのもデメリット。
道の混雑が予想されるときは、GOの事前確定運賃を試してみるのもよいでしょう。
優良乗務員を選べる
GO | DiDi |
〇 | × |
タクシードライバーの接客や運転の質をもとめたい。
そんな方は、GOの有料オプション(150円)、優良乗務員を選ぶを使ってみてはいかがでしょう。
優良乗務員の基準は、ユーザー評価の高い乗務員。
GOは乗車後、任意で乗車したタクシーの評価できる仕組みになっています。
そんな過去の利用者のフィードバックをもとに、優良乗務員が選出されています。
快適さや質を求めたい方は、GOで優良乗務員オプションを利用してみてはいかがでしょう。
ハイヤーの手配
GO | DiDi |
× | 〇 |
東京の一部地域のみになりますが、DiDiなら高級ハイヤーを配車することが可能。
DiDiSpecial利用可能地域
港区・中央区・千代田区・新宿区・渋谷区・ 豊島区・品川区・目黒区・世田谷区(環七通りの内側)・ 江東区・文京区・台東区・墨田区・中野区
成田国際空港・羽田空港
特別な記念日など一般タクシーではなく、高級車を利用したい。
そんなとき、DiDiアプリならタクシーを呼ぶ感覚でかんたんに高級車を手配できますよ。
利用者側からドライバーへの通話
GO | DiDi |
× | 〇 |
いざタクシーを配車してから、待ち合わせ場所の詳細、変更など伝えたいことがあるとき、DiDiなら直接ドライバーへ通話できます。
一方GOの場合、ドライバーと直接会話したいなら、チャットで「通話してください」などのメッセージを送信してワンクッションはさむ必要があります。
GOでは、利用者側から直接ドライバーに通話できません。
なにかすぐドライバーに伝えたいことがあるとき、DiDiのほうが直接通話できるので便利です。
タクシーアプリGOとDiDiのお得なクーポン情報
初回友達クーポンを利用すれば、金額の違いはあれ、GO,DiDiとも最初からお得にタクシーを利用できます。
さらに初回クーポンを使い切ったあと、クーポンをもらえるキャンペーンをGO、DiDiとも終了日未定で開催しています。
それぞれご紹介していきますね。
GO:乗るたび500円クーポンがもらえる、GOする!キャンペーン

GOを初めて利用する方限定になりますが、アプリ決済でタクシーを依頼するごとに500円クーポンがもらえます。(1か月最大3回まで)
最大3か月で4,500円クーポンを取得できるというもの。
画像の5,000円というのはキャンペーンの4,500円と初回ダウンロード分の500円をプラスしたものです。
対象エリア
全国のGO対応エリア
支払い方法
アプリ決済のみ
注意点
アプリ配車からのみ適用。流し利用では適用されません。
MOVでアプリ登録済の方は対象外
DiDi:はじめての方限定「初乗り料金10回無料キャンペーン」

新規ユーザー、対象地域限定になりますが、クーポンコードを入力すれば所定料金が割引になります。
それぞれの地域のクーポンコード、割引額は以下
エリア | クーポンコード | 割引額/回 |
北海道 | 21HKD | ¥670 |
宮城県 | 21MYG | ¥680 |
静岡県 | 21SZK | ¥610 |
愛知県 | 21ACH | ¥450 |
大阪府 | 21OSK | ¥680 |
兵庫県 | 21HYG | ¥660 |
広島県 | 21HSH | ¥660 |
福岡県 | 21FUK | ¥590/¥680 |
長崎県 | 22NGS | ¥590 |
沖縄県 | 21OKN | ¥560/¥470 |
*福岡:北九州エリア¥680それ以外¥590
沖縄:石垣・宮古島¥470それ以外¥560
対象エリア
北海道、宮城県、静岡県、愛知県、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県、長崎県、沖縄県
クーポン利用期限
クーポン取得から30日
支払い方法
アプリ決済のみ
【まとめ】タクシーアプリGOとDiDi比較してみて結局どっちがおすすめ?
ここまでタクシーアプリのトップシェアを争う、GOとDiDiを比較してきました。
GOとDiDiどっちのアプリが、具体的にどんな人におすすめなのか以下にまとめていきます
GOをおすすめする人
- 多くの地域で利用したい
- 初回クーポンでお得にタクシーを利用したい
- いろいろなオプションを利用したい
- 3日~7日後までの予約をおさえたい
- タクシーでマイルを貯めたい
DiDiをおすすめする人
- 予約料金を安くすませたい
- 沖縄、長崎でタクシーを呼びたい
- アプリでハイヤーを手配したい
総合的に判断して、どちらのタクシーアプリを選べと言われればGOがおすすめ。
ただし、タクシーアプリは必ずしもどちらかを選ばないといけないなんてこともありません。
一番かしこい方法は、一方のアプリにはない機能を他のアプリで補うことです。
例えば、対応エリアが重なっていてひとつのアプリしか使ってこなかったのなら、もう一方のアプリを使うことで初回限定のお得なクーポンを利用できます。
また予約したいときだけ、予約料金がかからないDiDiを利用したり、タクシーがつかまらないときは違うアプリで試してみるなど。
今回比較してきたGOとDiDiはタクシーアプリ界のツートップ。
両方のアプリを併用することで、補える部分も大きいです。
ご自分の状況にあった、便利な使い方をぜひ試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント