夜の赤坂エリアは空車のタクシーが多く敷居が高い。
そう思っていませんか?
また、日中は効率よく営業できないんじゃない?
そんな疑問にお答えします。
こんにちはタクシー歴12年のmasakiです。
私は赤坂での営業が大好きです。
流し方やつけ方によっては、一日中効率よく営業できるからです。
特に夜の営業では、お客様をお乗せ出来るエリアが限定されるため重点的に攻められるのも魅力です。
ただ、そんな限定的なエリアにタクシーの空車が集まってくるのも事実です。
私も最初は営業するには、効率が悪い敷居の高い街だと思っていました。
でも、得られるリターンも多くコツをつかめば効率よく営業できるのです。
そんな赤坂の攻め方をご紹介します。
赤坂の日中の流し方
赤坂エリアと言うと、夜の歓楽街を想像します。
実はオフィスビルや高級マンションも立ち並び、日中でもタクシーの需要がある街です。
日中の赤坂エリアの流し方は、夜の歓楽街のイメージのあるTBS周辺に固執することなく、六本木エリアや青山エリアも含めて広いエリアでとらえると効率的です。
赤坂通りを乃木坂方面に流し、前方に空車のタクシーが多い場合は五丁目交番を右折してコロンビア通りを抜けて渋谷方面に流すのがおすすめです。
そのあとは、赤坂郵便局を左折して六本木エリアに向かうのが私の定番の流し方です。
日中は赤坂を中心で流すとしても、広範囲を探って効率よくお客様をお乗せしましょう。
赤坂の夜の流し方
夜の赤坂エリアの花形といったら何と言っても一ツ木通り、三筋通り、田町通りの一角です。
一つ注意しなければいけないのが、一ツ木通り、三筋通り、田町通りは夜の19時から翌1時まで空車のタクシーで侵入できないことです。
流せるエリアが限定されるため、空車のタクシーの数が多く非常に混雑します。
赤坂ビズタワーの角を曲がって外堀通りに向かう赤坂通りと同様に流せる路地を責める場合には、小路地から出てくるお客様をゲットするために細心の注意をはらいましょう。
少しでも、前方の車との車間を空けることもポイントです。
少しのタイミングのずれで、お客様をお乗せ出来るかできないか差がつきます。
そして一ツ木通りなどの侵入規制がなくなる1時過ぎ直後は、お客様をゲットできる最大のチャンスです。
この時間に赤坂周辺にいたなら、私だったら積極的に狙いに行きます。
それまで繁華街のなかに空車のタクシーが入れないのと、終電直後ということもあり、絶好のお客様をお乗せするチャンスなのです。
赤坂エリアは六本木エリアや歌舞伎町エリアと比べるとお客様の引けは早い街です。
赤坂エリアを攻めるならば、夜の9時から一ツ木通りなどの規制が明ける1時直後まで攻めるのが効果的です。
この時間は空車のタクシーで混雑しますが、高単価のお客様も多くリターンも大きいのです。
赤坂のつけ待ちポイント
夜の赤坂エリアで一番の定番のつけ待ちスポットと言えば、赤坂見附駅の外堀通りのタクシー乗り場です。
この乗り場は、割増料金時間のアオタン前からタクシーが並び始め、ひまな平日では山王下交差点まで待機のタクシーの車列が続きます。
実はこのタクシー乗り場、先頭のタクシー乗り場から乗ってこられるお客様を期待してタクシーが並んでいるわけではありません。
繁華街を取り囲むように空車のタクシーが待機しているので、待機している車両に繁華街から出てきたお客様が乗ってくるのです。
乗ってきてくれるかは、その時の運とタイミングが全てです。
途中で乗ってきてくれるお客様は、高単価のお客様が多いです。
それは、空車のタクシーの侵入できない高級繁華街からタクシーを求めて、大通りにお客様が出てくるためです。
逆に先頭のタクシー乗り場までたどり着いてしまうと、高級繁華街から少し離れてしまい、駅の出口も近いことから、渋谷方面の近場のお客様が多くなります。
並んでいるタクシーが多いのでハイリスクハイリターンのつけ待ちポイントと言っていいでしょう。
そのほかのつけ待ちポイントとしては、青山通り沿いの一ツ木通りの入り口や、赤坂通りの山王下交差点に向けてのつけ待ちポイントもありますが、個人タクシーが多く法人タクシーは嫌われる傾向にあります。
ただし、赤坂通りを山王下に向かっての一ツ木通り、三筋通り、田町通りの入り口付近のポイントは、回転も速くチャンスがあれば付けてみるのも良いかもしれません。
最後にもう一つ、外堀通りのタクシー乗り場とは反対方向のつけ待ちポイントは、繁華街から出てきたお客様が道を渡って乗ってくる穴場スポットです。
反対方向に渡ってまで乗ってきてくれるお客様はタクシーに乗り慣れているお客様です。
外堀通りを溜池方向につけていると、霞が関や飯倉の高速の入り口にアクセスが良くなります。
必然的にロングの確率も上がります。
赤坂エリアのつけ待ちスポットは、ロングを引くリターンも大きいですが、待ち時間が長くなるリスクも上がります。
時間と付けている車列の長さの見極めが重要になります。
まとめ
赤坂の日中の流し方
赤坂通りを乃木坂方面に進行して、空車のタクシーが多かったら五丁目交番を右折して青山通りへ向けて流すのがおすすめです。
赤坂の中心地の狭いエリアにこだわるのではなく、六本木エリア青山エリア含めて広い範囲で流すのが効果的です。
赤坂の夜の流し方
一ツ木通りなどのメインストリートが、夜の19時から翌1時まで空車のタクシーは侵入できなくなります。
よって繁華街周辺で流せるエリアは限定的になります。
その様な限定的なエリアを流す場合は、細心の注意をはらい前の車と車間をあけて、路地から出てくるお客様を効率よくゲットしましょう。
赤坂のつけ待ちポイント
一番有名なつけ待ちスポットと言えば、赤坂見附駅のタクシー乗り場です。
並んでいる車列の途中で、お客様に乗っていただくとロングの確率があがりますが、先頭まで進むと渋谷方面への近場のお客様の確率が上がります。
それ以外の穴場スポットとしては、赤坂通りの一ツ木通り、三筋通り、田町通りの入り口付近や外堀通りの溜池方向に向かっての信号付近があります。
赤坂でのつけ待ちはロングのお客様を引くリターンも大きいですが、待ち時間が長くなるリスクもあります。
その時のお客様の流れを見る、判断力が必要になります。
赤坂エリアは道も狭く、大通りに抜けるためにはテクニックが必要です。
そのためスムーズに大通りに抜けれたり、渋滞を避けて運転するとお客様からお褒めの言葉をもらう事もあります。
タクシー乗務員冥利に尽きますよね。
夜は高単価のお客様も多く、覚えておいて損のないエリアです。
ぜひチャレンジしてみてくださいね^^
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