格安simにのりかえるなら初期費用はなるべくおさえたいものですよね。
今回は格安simを契約するときの事務手数料を無料にする方法を解説します。
さらに後半では格安simにのりかえるときにかかる費用はどのくらいかかるのか、どうすればお得に乗り換えられるのか考えていきます。
もしかしたら初期費用をおさえようと思うばっかりにトータルで損をしてしまう可能性もあります。
では最初は事務手数料を無料にする方法を解説していきますね。
格安simを契約する時の事務手数料を無料にする方法は?
格安simを契約する時の事務手数を無料にする方法は主に以下の3つの方法があります。
- エントリーパッケージを利用する
- キャンペーンを利用する
- ともだちや家族から紹介を受ける
です。
事務手数料自体の金額はどこの格安sim会社も3,000円と相場が決まっています。
さらにwebからの申し込みでもこの事務手数料はかかってしまいます。
せっかく通信費を下げるために格安simを契約するのですから、初期費用はなるべく抑えたいですよね。
そんな事務手数料が無料に出来る方法を見ていきましょう。
エントリーパッケージを購入して格安simの事務手数料を無料に
エントリーパッケージとは数字のコードがかかれている紙パッケージでして、最近はAmazonなどではダウンロード版も売られています。
契約時にエントリーパッケージをweb契約の場合は画面上に打ち込むと、事務手数料が無料になる仕組みです。
AmazonなどのECサイト、家電量販店などで売られています。
価格は400円前後ですが販売店舗によってまちまちです。
エントリーパッケージを最初に購入するので事務手数料が実質完全無料になるわけではありませんが、大幅に節約できるのは確かです。
エントリーパッケージを利用するときの注意点
主に以下の4点の注意点があります。
- キャンペーンと併用できない場合がある
- エントリーパッケージのコードは一度きり
- プランによっては使えないプランもある
- 店舗契約では事務手数料が無料にならない
キャンペーンと併用できない場合がある
事務手数料無料よりお得になるキャンペーンにエントリーパッケージを利用すると参加できなくなる場合もあるので注意が必要です。
エントリーパッケージを利用する前に契約する格安simのキャンペーン内容を確認してください。
エントリーパッケージのコードは一度きり
またにエントリーパッケージに書かれたコードを入力するときも注意が必要です。
エントリーパッケージのコードを使って申し込みした後に審査に落ちてしまった、入力内容にまちがいがあったなどの場合には申込しなおすときに同じコードを使うことは出来ません。
申し込みのときには慎重に入力する必要があります。
プランによっては使えないプランもある
格安シムには音声通話simとデータsimが用意されている場合が多いですが、価格の安いデータsimにはエントリーパッケージが使えない場合がほとんどです。
データsimをはじめとする格安のプランを検討している方は格安sim会社の注意事項を必ず確認してください。
店舗契約では事務手数料が無料にならない
格安sim会社は実店舗がないところが多くほぼweb上での契約になるとおもいますが、lineモバイル、mineoの実店舗で契約をご希望のかたは注意が必要です。
lineモバイルは実店舗でのエントリーパッケージの利用は不可で、mineoは実店舗での利用は可能ですが、別途1、000円の事務手数料がかかってしまいます。
ヤフオク、やメルカリなどでもエントリーパッケージは売っている
さらに少しでも安くエントリーパッケージを購入できる方法がないかと考えていましたら、ヤフオクやメルカリなどにも1円からと格安で出品されていました。
私の推測の域にすぎませんが、大体lineモバイルと、mineoのもので、後述する紹介キャンペーンでエントリーコードを送る側にもメリットがあるので格安で出品されているのではないかと考えます。
正規のものも売られていますが格安のものはコードのみメールで届くようで、普通に使えるようです。
キャンペーンを利用する
格安sim会社は顧客獲得のため様々な期間限定のキャンペーンをうつことが多いです。
キャッシュバックやプランの大幅な割引などいろいろなキャンペーン内容がありますが、そのなかに事務手数料が無料になるキャンペーンもあります。
格安sim会社が直接行っているものもあれば、特定のサイトを経由しないとキャンペーンが適用されないものもあります。
特に価格.comとスマッピーは各社格安simと提携してサイト経由で契約するとキャンペーンが受けられるのでぜひチェックしてみてください。
ともだちや家族からの紹介で事務手数料無料
lineモバイル、maineo限定になりますが、ともだちや家族がlineモバイルやmaineoに加入して条件を満たしていれば紹介されることで事務手数料が無料になります。
lineモバイル「招待プログラム」
lineモバイルを使っていて紹介プログラムに加入されているかたから、招待urlをラインなどで送ってもらいます。
そのurlから申し込むと音声通話simですと事務手数料が無料、SMSつきデータsimですと事務手数料が500円になります。
紹介する方側にもメリットがあり、1,000Pのlineポイントが入る仕組みです。
maineo「ファン∞とく」
maineoに加入しているかたは、期間に応じてエントリーコードが付与されます。
一年毎に無条件にエントリーコードが付与され、紹介される側はエントリーコードを受け取ることで事務手数料が無料になります。
紹介者側もlineモバイル同様メリットがありますが少し遊び心のあるオリエンテーションになっています。
オリエンテーション内の王国コインがもらえたり、端末を購入するときの割引がうけられるなどです。
格安simを契約する時にかかる費用
格安simを契約するときは事務手数料以外にも費用がかかります。
主に次の2点です。
- sim発行手数料
- mnp転出費用
sim発行手数料
事務手数料とは別にsim発行手数料がかかる格安sim会社がほとんどです。
相場はほぼ400円ほどになります。
名目上は格安sim会社は大手のキャリアから回線を間借りしており、キャリアが徴収する手数料をユーザー側に負担してもらう意図です。
mnp転出費用
前の通信会社でつかっていた電話番号を新たに契約する格安simでも使いたい場合には、前の通信会社にmnp転出費用を払って予約番号をもらう必要があります。
どこの通信会社もmnp転出費用は3,000円になります。
今後政府の意向もあり各社無料になっていく流れにはなるとおもいますが、現実に無料となるのは2021年以降でしょう。
厳密にいえば契約時にかかる費用ではありませんが、mnpを利用されるかたは頭に入れておいた方がよいでしょう。
格安simを契約する時はトータルの運用コストを考えた方がお得
ここまで事務手数料を無料にする方法を中心に格安simに乗り換えるときの費用について考えてきました。
結論から言うと事務手数料はもちろん無料になることにこしたことはありませんが、当面の通信費や端末もふまえた運用コストでみたほうがお得だということです。
以前に私が書いた記事を紹介します。
格安sim会社のデータ量や通話料金はほぼ横並びで、差別化するために期間限定のキャンペーンを行うことも多いです。
その中に事務手数料無料と言うものもありますが、もっとお得に契約出来るならば初期コストの事務手数料無料にこだわる必要もないといえるでしょう。
まとめ
格安simの契約の時にかかる事務手数料を無料にする方法は
- エントリーパッケージの購入
- キャンペーンの利用
- ともだちや家族から紹介してもらう
この3点になります。
ただし厳密にいえばエントリーパッケージを購入するにも数百円ですが費用がかかり無料にはなりません。
エントリーパッケージを使うと、場合によってはキャンペーンの対象にはずれてしまうなどの不利益を受ける場合もあります。
格安simの通信料はどこもほぼ横並びなので、初期コストの事務手数料がかかってしまってもキャンペーンなどを利用してトータルでお得になれば事務手数料無料にこだわる必要もないでしょう。
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