10インチサイズの大型タブレットが主流となるなか、8インチサイズのコンパクトなタブレットに魅力を感じる方も多いのではないでしょうか。
FireHD8シリーズは、片手持ちできる今では貴重な8インチサイズのタブレット。
動画鑑賞、ネットサーフィンくらいならサクサクこなしてくれる、価格も安い魅力的なタブレットです。
この記事ではFireHD8とPlusの違いを解説し、5つの項目で徹底比較。
ご自分に合うタブレット選びの、サポートをしていきます。
結論から
動画、ネットサーフィンメインでなるべく安くFireHD8を買いたい
そんな方はFireHD8 32GBモデル
予算に余裕がありワイヤレス充電も利用したいし、ゲームや文書作成などもおこないたい
そんな方は充電器とセットになったFireHD8plus32GBのセットがおすすめです。
それではさっそくFireHD8とPlusの違いをみていきましょう。
FireHD8とPlusの5つの違い
まずは基本的なFireHD8とPlusのスペックをみていきましょう。
FireHD8 | FireHD8Plus | |
価格 | 9,980円から | 11,980円から |
ディスプレイ | 8インチHD | 8インチHD |
重量 | 355g | 355g |
解像度 | 1280×800(189ppi) | 1280×800(189ppi) |
RAM(メモリ) | 2GB | 3GB |
バッテリー | 最大12時間 | 最大12時間 |
ワイヤレス充電 | 〇 | × |
カメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ |
充電ポート | USB-C | USB-C |
カラー | ブラック、ブルー、ホワイト | スレート |
FireHD8とPlusでほとんどの部分で違いがありません。
違いがあるのは以下の5つです。
- 違い①価格
- 違い②ワイヤレス充電ができるかどうか
- 違い③メモリ容量が2GBか3GB
- 違い④カラーバリエーション
- 違い⑤付属の充電器
それでは詳しくみていきましょう。
違い①価格
FireHD8(32GB) | FireHD8(64GB) | FireHD8Plus(32GB) | FireHD8Plus(64GB) |
9,980円 | 11,980円 | 11,980円 | 13,980円 |
FireHD8とPlusの価格差は 、同じストレージ(容量)32GB、64GBそれぞれで 2,000円の差。
さらにFireHD8,Plusそれぞれ、ストレージ(容量)違いによる価格差が2,000円になります。
違い②ワイヤレス充電ができるかどうか
FireHD8とPlusの大きな違いの一つは、ワイヤレス充電に対応しているかどうかです。
Plusのワイヤレス充電機能は10Wに対応しており、有線で充電するのと同じ速度で充電してくれるのも魅力的です。
ただし、もちろんワイヤレス充電機能を利用するには別途ワイヤレス充電器を用意しなければなりません。
違い③メモリ容量が2GBか3GB
FireHD8 | FireHD8Plus | |
メモリ容量 | 2GB | 3GB |
ワイヤレス充電に対応しているかどうかの次の大きな違いとして、メモリ容量の違いがあります。
一般論として使用しているデバイスのメモリーが足りなくなると、動作が遅くなったり、アプリが立ち上がらなくなったり処理落ちしてしまうといった不具合がおこります。
FireHD8のメモリ2GBでは、ちょっとこころもとない気がするかもしれません。
でも、動画の視聴、電子書籍の閲覧、ネットサーフィンくらいなら、Plusとの1GBの差を実感することは難しいでしょう。
もともとFireHD8が高スペックのタブレットではないので、使い道として軽めの作業中心に考えておいた方が良いです。
その上で、ゲームをする、複数のアプリを開くなどの予定のある方は、メモリ容量3GBあるPlusの方がより快適につかえます。
違い④カラーバリエーション
FireHD8の方はブラック、ブルー、ホワイトの3色から本体カラーを選べます。
それに対してFireHD8Plusの方はスレートのみ一色になります。
スレートと言われてもイメージがつきにくいですが、屋根瓦につかわれているちょっと灰色がまじった黒をイメージしてください。
違い⑤付属の充電器
FireHD8 | FireHD8Plus | |
付属の充電器 | 5W充電器 | 9W充電器 |
本体自体はどちらも9Wの有線充電に対応していますが、同梱されている充電器に違いがあります。
付属の充電器で満充電にかかる時間は
- 5Wなら約7時間
- 9Wなら約4時間
たしかにFireHD8付属の5Wの充電時間7時間は長いです。
ただ本体の連続駆動時間も12時間。
スマホのように頻繁に使うものでもないので、寝る前、仕事中などに充電しておけば、そこまで困ることもないでしょう。
違いから見たFireHD8とPlusどっちを選べば良いか5つの項目で徹底比較!
FireHD8とPlusには5つの違いがありました。
個々の違いについての重要度は、実際に使う方によって変わってきます。
ここでは5つの項目をあげFireHD8とPlusを比較。
FireHD8、FireHD8Plusどっちを選べば良いかの参考にしてみてください。
比較項目は以下の5点
比較①コスパ
比較②基本性能
比較③動作性能
比較④拡張性
比較⑤充電時間
比較①コスパ
FireHD8 | FireHD8Plus | |
コスパ |
本体価格を低容量(32GB)モデルで比較すると
- FireHD8 9,980円
- FireHD8Plus 1,1980円
と2,000円の価格差です。
ただし、FireHD8Plusの売りのワイヤレス充電機能を活かそうとするなら、当然充電器も購入しなければなりません。
セットで購入すると安くなるとはいえ、FireHD8Plusのワイヤレス充電器セットは14,980円。(32GBモデルの場合)
FireHD8との価格差は5,000円になってしまいます。
そうなってくると、上位機のFireHD10の価格が15,980なので、1,000円プラスすれば買えてしまいます。
FireHD10シリーズが気になる方は以下の記事をご参照ください。
- ともかく安く
- 片手持ちできる8インチタブレット
- 動画視聴、ネットサーフィンできれば十分
このようなFireHD8を選ぶ原点に立ち返れば、コスパの面でFireHD8の方が圧倒しています。
比較②基本性能
FireHD8 | FireHD8Plus | |
コスパ |
メモリに1GBの差があるとはいえ、基本的な動作性能に違いはありません。
基本的な動作性能とは、CPUの処理能力であったり、画質であったり、音質、カメラ性能などです。
FireHD8,Plusともに、もともと高いスペックのタブレットではありません。
基本的に動画視聴、ネットサーフィンなど軽い用途で楽しむもの。
そのような用途で、基本性能の差を感じることはほぼないでしょう。
比較③動作性能
FireHD8 | FireHD8Plus | |
動作性能 |
基本性能のところでも言いましたが、動画視聴、ネットサーフィン程度の軽い使用用途では、動作の違いは体感できないでしょう。
動作に影響をおよぼすのは、メモリ1GBの差。
体感できるかどうかは微妙ですが、ゲームでよく遊ぶ、アプリを複数ひらくといった使い方をするなら、動作の違いがでてくるかもしれません。
メモリ不足でゲームがコマ落ちする、アプリがフリーズするなどです。
予算に余裕があって、軽い用途以外にちょっといろいろやってみたい。
そんな方はメモリ容量の多い、Plusのほうがおすすめです。
比較④拡張性
FireHD8 | FireHD8Plus | |
拡張性 |
ワイヤレス充電を利用したいなら、Plus1択になります。
確かに別売りのワイヤレス充電器を買えば、たてかけておくだけ、しかも10Wで充電してくれるのは便利です。
しかし、シンプルにタブレットの機能だけ使うなら、別に有線の充電でも十分な気はします。
またFireHD8がFireHD8Plusに対して、その他の拡張性が劣っているわけではありません。
もちろん、サードパーティー製の外付けキーボードをつなげば、FireHD8、Plusともに文書作成くらいならこなしてくれます。
ただ、いろいろな作業をこなすとなると、やはりメモリ1GBの差がこころもとなくもなってきます。
シンプルにタブレット本来の機能のみを使いたいなら無印のFireHD8。
拡張した使い方をするなら、ワイヤレス充電ありきでPlusを選んだ方が良いでしょう。
比較⑤充電時間
FireHD8 | FireHD8Plus | |
充電時間 |
星の評価は、あくまで付属の有線充電器で充電したときのものです。(FireHD8無印の本体は、有線9Wの充電に対応しています。)
違いでも説明したように、付属の有線充電器に違いがあります。
- FireHD8 5W 0から満充電まで約7時間
- FireHDPlus 9W 0から満充電まで約4時間
Plusのワイヤレス充電についても付属の充電器を使えば4時間弱でフル充電してくれます。
もちろん、速く充電してくれるにこしたことないでしょう。
ただ、本体自体が12時間駆動してくれるので、寝てる間や仕事中に充電しておけばそれほど困ることもありません。
FireHD8、Plusのストレージはどっちを選べばいい?32GBor64GB?
基本的に価格の安い32GBを選んで問題ないです。
Fireタブレットは内部ストレージをマイクロSDカードで拡張できるから。
Fireタブレットの仕様として、アプリもマイクロSDカードに保存できるんです。
それぞれのモデルの価格差2,000円もあれば、64GBのマイクロSDカードを後からも追加できます。
くわしくは以下の記事をご覧ください。
FireタブレットおすすめmicroSDカードの選び方【コスパ最強!】
ご自分の使用用途に合うFireHD8が見つかったら、価格の安い32GBを選んで大丈夫ですよ。
どっちを選べばいい?5つの違いからFireHD8無印をおすすめする人
今までみてきた、違いや比較から、どんな人にFireHD8無印が向いているかあげていきます。
FireHD8無印が向いている方は以下のような方です。
- なるべく安くFireHD8を買いたい方
- 動画視聴がFireタブレットの主な使い方
なるべく安くFireHD8を買いたい方
しっかり使え、1万円を切るタブレットはFireHD8だけといっても過言ではありません。
ちょっとすき間時間にスマホより大きな画面で動画をみたい。
でも、数万円もするタブレットには手が届かない。
そんな方は、気軽におこづかいの範囲でも安く買える、FireHD8無印をおすすめします。
動画視聴がFireタブレットの主な使い方
動画視聴のような軽い使い方をするなら、FireHD8無印で十分です。
自分にとって無駄な機能や、オプションをつけても結局は使わずじまいなんてこともよくあること。
動画視聴のような軽い使い道が中心なら、安く買えるFireHD8無印で大丈夫ですよ。
どっちを選べばいい?5つの違いからFireHD8Plusをおすすめする人
次にFireHD8Plusを選んだ方が良い人をあげていきます。
基本的には予算に余裕があって、FireHD8をより楽しみたい。そんな方におすすめです。
- ワイヤレス充電を使いたい方
- Fireタブレットでいろいろなことをしたい方
ワイヤレス充電を使いたい方
いままで性能がほぼ同じなので、価格の安いFireHD8無印を基本的におすすめしてきました。
ただ、FireHD8Plusワイヤレス充電器とセットの14,980円も決して高い買い物ではありません。
置くだけで充電してくれる、ワイヤレス充電は便利です。
また、充電スタンドにタブレットをおきながら利用すれば、Fireタブレットがスマートスピーカーにはや変わり。
お部屋のインテリアにもなります。
ちょっと予算に余裕があり、ワイヤレス充電にも魅力を感じる。そんな方はFireHD8Plusワイヤレス充電器セットを選んでみてはいかがでしょう。
Fireタブレットでいろいろなことをしたい方
FireHD8は基本的にはスペックが高くないので、性能に期待しすぎてもいけません。
ただその中でも、たまにゲームをする。
出先でちょこっと文書作成をする。
いろいろなアプリをインストールしたい。
そんな方は、メモリの容量が3GBのPlusをおすすめします。
メモリ1GBの差に期待して、本体のみPlusにする。
それも確かにありかもしれません。ただメモリ1GBの差を実感できるかどうか、微妙でもあります。
ならば、ワイヤレス充電機能を直に実感できる、セットが価格的にもお得。
FireHD8Plusのメリットを、100%引き出すことができますよ。
まとめ
FireHD8とFireHD8Plusの違いは以下の5つ
- 違い①価格
- 違い②ワイヤレス充電ができるかどうか
- 違い③メモリ容量が2GBか3GB
- 違い④カラーバリエーション
- 違い⑤付属の充電器
さらに以下の5つの項目で比較してみた結果FireHD8,Plusのそれぞれのメリット、デメリットが見えてきました。
- 比較①コスパ
- 比較②基本性能
- 比較③動作
- 比較④拡張性
- 比較⑤充電時間
見えてきたFireHD8とFireHD8Plusそれぞれのメリット、デメリットは
FireHD8メリット
- 価格が1万円切りの9,980円
- それでいてPlusと基本性能は変わらない
FireHD8デメリット
- ワイヤレス充電に対応していない
- メモリが2GBとPlusより1GB少ない
FireHD8Plusメリット
- ワイヤレス充電に対応
- メモリが無印8より1GB多い3GB
FireHD8Plusデメリット
- ワイヤレス充電器は別売り
- ワイヤレス充電セットは無印8のセットより5,000円高い
- メモリの容量が多いのは実感しづらい
以上です。
比較見えてきたきたメリット、デメリットから
以下のような方はFireHD8をおすすめします。
- なるべく安くFireHD8を買いたい方
- 動画視聴のような軽い用途メインの方
FireHD8Plusをおすすめする方は
- ワイヤレス充電を使いたい方
- Fireタブレットでいろいろなことをしたい方
です。
タブレットと言えば、10インチサイズが主流となるなか、8インチサイズで片手持ちできるFireHD8は貴重な存在です。
しかもそこそこ使える実力を兼ねそなえ、そして何よりも安い。
ぜひご自分にあったFireHD8をみつけ、楽しみまくっちゃいましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント