- バイクを盗すまれやすい場所はどこ?
- 盗まれにくくする対策は?
そんな事を思っている方へおすすめの記事になっています。
結論から言うと、バイクが盗まれやすい場所は圧倒的に自宅に停めているとき。
バイクを盗まれないようにするには、自宅での盗難対策が肝になってきます。
この記事では、バイクが盗まれやすい場所ワースト5をあげ、それぞれ停める場所ごとに、どんな対策をとれば良いのか解説していきます。
この記事を参考に、あなたのバイク盗難対策に活かしてくださいね。
バイクの盗難されやすい場所ランキングワースト5

神奈川県警が公表している令和4年10月のオートバイ盗の場所別発生状況は以下のようになっています。
場所 | 発生割合 |
駐輪(車)場 | 14.5% |
道路上 | 9.3% |
中高層住宅 | 26.4% |
一戸建て住宅 | 15.4% |
その他の住宅 | 18.9% |
その他の会社・事務所 | 1.4% |
商業施設 | 5.6% |
その他 | 8.5% |
この結果からバイクが盗まれやすいワーストランキング5は以下の通り。
1位自宅
2位駐輪場
3位道路上
4位商業施設
5位勤め先など
バイク盗難ワースト1位自宅
バイク盗難の発生現場「中高層住宅」「一戸建て住宅」「その他の住宅」を足すと60.7%。圧倒的に自宅でバイクを盗まれてしまった方が多くなっているという結果になっています。
半数以上が自宅で盗まれていることから、自宅でのバイク盗難対策を強化することで、ご自分のバイクを盗難されるリスクを大きく下げることも可能を言い換えることもできます。
バイク盗難ワースト2位駐輪場
場所にスポットをあてた統計になっているので、在宅時の月ぎめなのか、外出時の一時保管のものか明らかになっていませんが、自宅外の駐輪場でもバイクが盗まれケースが多いという結果。
一時的な保管の場合でも、バイク所有者の行動パターンは決まっている場合が多いので、窃盗犯に目星を付けられやすいのが原因として考えられます。
バイク盗難ワースト3位道路上
道路上での盗難は、用意周到な窃盗犯の犯行というより、突発的な素人の犯行が多いといえます。
というのも、バイク盗難の半数以上64.6%がカギをかけてない状態での犯行となっています。
道路上でカギをつけっぱなしにして、コンビニで買い物をしているすきに盗まれてしまうケースも考えられます。
バイク盗難ワースト4位商業施設
商業施設などの人が多く集まる場所も、盗難される確率が高くなります。
多くの人にバイクの存在を知られてしまうから。
道路上と同じく、バイクのカギを抜き忘れてしまった場合は、盗難されるリスクが一層高まってしまいます。
バイク盗難ワースト5位勤め先
会社・事務所の盗難率の統計上は1.4%と非常に少なくなっていますが、中には通勤時一時的な駐輪場(14.5%)を利用している方もいます。
仕事中にバイクを盗難されることも、十分考えられます。
毎日同じ場所・同じ時間にバイクを停めるということは、犯人へそこへ行けばバイクがあると知らせているのと同じ。
通勤時バイクを使っている方も、仕事中の盗難には注意が必要です。
なぜバイクは自宅で盗難されやすい?

ワーストランキングをみても60%以上と、自宅でバイクを盗難されているケースが圧倒的でした。
では、なぜ自宅でバイクを盗難されてしまうのでしょう?
以下の理由が考えられます
- バイクの場所を特定しやすいから
- 盗難しやすい深夜に停められているケースが多いから
バイクの場所を特定しやすいから
ほとんどの方は自宅を拠点として生活しています。
当然バイクを停めている場所の多くも自宅になります。
窃盗犯にしてみたら、狙った場所にバイクがあるなら後は所有者の行動パターンを探るだけ。
ノーマークになる時間を狙って、犯行がバレにくい時間を見計らって盗んでいきます。
最もバイクを停めている時間が長く、所有者の行動パターンを見定めやすいのが、自宅でバイクの盗難が多い理由です。
盗難しやすい深夜に停められているケースが多いから
バイク窃盗犯は、人目に付きづらい深夜に犯行を行うことが多いです。
ほとんどの方は、日中行動し夜は自宅で寝るため、犯行を行いやすい深夜にバイクが停めてある自宅が必然的に狙われやすくなります。
日中毎日バイクに乗っていたとしても、犯行の行われやすい深夜はノーマークになってしまう。
だから自宅でバイクを盗まれやすくなってしまうのです。
自宅でのバイク盗難対策

盗難に合いやすい自宅でのバイク盗難対策について考えていきます。
停めている時間も長く、もっとも盗難されやすい場所になるので盗難対策に力をいれておく必要があります。
- バイクを置く場所にも注意する
- 窃盗犯からバイクを隠す
- バイクロックなどで盗みにくいバイクだとアピールする
バイクを置く場所にも注意する
ポイントは2点
- なるべく人目につきづらい場所へ停める
- バイクを移動しづらい場所を選ぶ
です。
露出をなるべく避けるようにして、犯行に及ばれたとき移動させづらくさせるため。
駐輪場なら奥まった場所へ停めたり、一軒家なら裏庭に停めるようにしたり、車のうしろに隠すように停めることも盗難される確率を下げるためには効果的。
ただし、集合住宅の駐輪場などのようにご自分で停める場所を決められないときは、以下の窃盗犯からバイクを隠す対策を行うよう心がけてみましょう。
窃盗犯からバイクを隠す
究極でいえばセキュリティの整ったバイク専用の駐輪場を契約することになりますが、費用もかさみます。
一番手短じかな方法としては、バイクカバーをかけるということです。
完璧とは言えませんが、バイクカバーをしていれば車種判別・どのようなセキュリティがされているかバイクカバーをはぐるまでわかりません。
バイク盗難を防ぐためには、まずは窃盗犯のターゲットになるのを防ぐこと。
普段停めている自宅でのバイクの露出を控えるため、最低限バイクカバーはかけるようにしましょう。
バイクロックなどで盗みにくいバイクだとアピールする
バイクロックなどでの盗難対策は、実際の効果とは別に抑止力であるという考え方もあります。
効果の面でいうと残念ながらどんなに高価なロックでも破られないロックはないと言われるように、完璧なものはありません。
しかし、補助ロックされていないバイクとロックされているバイクでは、どちらが盗み出す手間がかかるかは明らか。
自宅では出来たら、構造物などとバイクをロックする地球ロックを行い、最低でも前後2重ロックを心がけましょう。
また、高級車や盗まれやすいバイクを所持しているなら、より強力な抑止力となる対策が必要になってきます。
窃盗犯も狙いを定めたバイクには、執着心も高まるからです。
バイク盗難対策については以下の記事をご参照ください。
【基本が大事】バイク盗難防止グッズおすすめ10選|愛車を盗難被害から守る!
外出先でのバイク盗難対策

まず大前提として、ちょっとでもバイクを離れる事があったらバイクのキーは抜いてしっかりハンドルロックするということ。
全体の盗難件数のうち7割近くがキーなしの状態なので、基本を行うことで大部分の盗難は防げます。
外出先では狙いを定めた窃盗犯というより、突発的な素人の犯行が多くなります。
ただし、通勤にバイクを使ったり、特定の施設への移動にバイクを使う方も多いでしょう。
外出先での盗難対策としては、基本的な対策を押さえたうえで、以下の2点に気を付けてください。
- なるべく同じ場所へバイクを置かない
- 外出先でも携帯可能の補助ロックで施錠する
なるべく同じ場所へバイクを置かない
外出時の盗難対策も、決まった時間決まった場所にバイクがあることを犯人に知らせないようにすること。
犯人から目星をつけられやすくなってしまい、盗難される確率が上がってしまいます。
なるべく違う場所へ停めるようにしたり、決まった駐輪場でも特定の位置に停めず位置をずらすなどの工夫を行ってみましょう。
外出先でも携帯可能の補助ロックで施錠する
外出先では突発的な盗難が多いので、バイクに備わっているロック機構とともに携帯用の補助ロックをすることでより盗難される確率を下げられます。
折り畳み可能のロックやU字ロック、ディスクロックなどです。
特に盗難のターゲットにされやすいバイクを乗っている方は、外出先でも補助ロックすることを心がけるようにしましょう。
加入しておけば安心!バイク盗難保険

ここまでバイクを盗難されやすい場所と、場所ごとでの盗難対策をみてきました。
多くのバイク盗難被害は、対策を行うことで盗難に合う確率を大きく下げることができます。
しかし、どんなに対策をしていても完璧なものは残念ながらありません。
そこで、バイク盗難に対して取っておきたい対策として盗難保険への加入があげられます。
【もう迷わない】おすすめのバイク盗難保険はコレ!9社を徹底比較!
盗難保険へ加入しておけば、新しいバイクの購入費用を抑えられ、ローンでバイクを購入した方へは後からのしかかってくる負担を避けられます。
ZuttoRideのバイク盗難保険なら、基本原付から大型バイクまで、どんなバイクでも購入後の加入が可能。
【バイク盗難保険】ZuttoRide Clubの評判と加入してみた私の感想
バイク盗難が不安という方は、インターネットからすぐに加入できるので検討してみてください。
まとめ
バイクが盗難されやすい場所のワースト5は以下
1位自宅
2位駐輪場
3位道路上
4位商業施設
5位勤め先など
特に自宅での盗難が60%をしめており、自宅での盗難対策を重点的に行っていく必要があります。
自宅での盗難対策としては、用意周到な犯人が狙っている場合が多いので
- バイクを置く場所にも注意する
- 窃盗犯からバイクを隠す
- バイクロックなどで盗みにくいバイクだとアピールする
など上記を厳重に行っていきましょう。
また、自宅以外の盗難については突発的な犯行も多く、基本的なバイクに備わっているロックをすることで、多くは防げると言えます。
バイク盗難全体に占めるキーなし状態でのバイク盗難が7割をしめるからです。
そんな中でも特に高級・人気車に乗っている方は外出先でも以下のような対策をとっておくことでより安心です。
- なるべく同じ場所へバイクを置かない
- 外出先でも携帯可能の補助ロックで施錠する
しかしながら、対策をとることによって盗難の確率を下げることはできますが、完璧に防ぐことはできません。
【もう迷わない】おすすめのバイク盗難保険はコレ!9社を徹底比較!
バイク盗難が不安という方は盗難保険への加入も検討してみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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