- バイク盗難保険に加入する前に保険金が下りない条件を知っておきたい
- バイク盗難保険への加入を検討している
- 保険金受け取りに関する注意点は?
そんなことを思っている方におすすめの記事になっています。
バイクの盗難対策として、盗難保険への加入を検討している方も多いのでは?
しかし、いざ加入してみたはいいけど盗難にあった時、しっかり保険金が支払われるか不安になってしまいますよね。
そこでこの記事では、バイク盗難保険の保険金が下りない場合と、盗難保険加入前に押さえておきたいよくある勘違い3つについて解説していきます。
バイク盗難保険へ加入する際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
バイク盗難保険の保険金が下りない条件4つ
バイクの盗難保険の保険金が下りない条件は、以下の4つがあります。
- 故意または重大な過失がある場合
- 詐欺を企てる保険金の請求
- 天災や災害等のときにおこる盗難
- 請求期間を超えてしまったとき
今回はバイク盗難保険ZuttoRideClubの良くある質問から抜粋していますが、各保険会社で多少の表現の違いや条件の違いはあれ、根幹部分は同じ。
盗難保険金が支払われない場合はどんな時ですか?
この盗難保険は盗難保険付のプランにご加入のバイクが盗難にあった場合に支払われますが、以下の場合においては支払われません。
ZuttoRideClub良くある質問
○加入者の故意または重大な過失がある場合
○加入者でない者が保険金の全部または一部を受け取るべき場合においては、その者またはその者の法定代理人の故意または重大な過失がある場合
○加入者の親族等が自らなし、または加担した盗難
○地震・津波・噴火・風災・雪害その他天災の際における盗難
○火災・爆発・放射能汚染の際における盗難
○窃盗または強盗のために生じた火災または爆発による損害
○盗難発生後60日以内に覚知することができなかった盗難
○車両本体の盗難が未遂となった場合の損壊 等
※加入者とは盗難保険付のプランに加入された方です。
それぞれ詳しくみていきましょう。
故意または重大な過失がある場合
はたから見てこの「状況じゃ、盗まれてもしょうがないよね」といった場合に適用されるケースです。
一般的にはエンジンキーの抜き忘れや何日間も路上にバイクを放置してしまうなどのケースがあげられるでしょう。
レッドバロンの盗難保険のように、指定のバイクロックの施錠時のみ、保険金支払いの対象となる保険もあります。
このような場合、専用ロックをしていないときには重大な過失として保険金が支払われません。
丸投げで盗難保険に加入したから安心ではなく、保険金を受け取るためには、各社条件に合わせた盗難防止義務が発生します。
詐欺を企てる保険金の請求
当然のことながら、自作自演や共犯者をともなっての保険金詐欺目当てでの保険金請求も認められません。
仮に、一度保険金を受け取れたとしても、事件が発覚すれば返還しなければならないですし、詐欺罪に問われてしまいます。
天災や災害等のときにおこる盗難
いわゆる火事場泥棒的な盗難も、保険金が支払われません。
具体的には
- 地震・津波・噴火・風災・雪害
- 火災・爆発・放射能汚染
- 窃盗または強盗のために生じた火災または爆発
上記のようなときに起こってしまうバイク盗難です。
このような時の人間の心理状況は通常ではなくなってしまうため、バイク盗難保険に限らず、損害保険なども保険金の支払いが除外となっています。
請求期間を超えてしまったとき
どの盗難保険にも請求の免責期間が設けられています。
保険会社の設定した免責期間を超えてから請求しても、保険金は支払われません。
例えばZuttoRideClubなら盗難後60日以内に、保険金請求の手続きすることが義務づけられています。
通常なかなか考えられませんが、半年前に起こった盗難をさかのぼって請求しても保険金は支払われないので注意しましょう。
バイクが盗難未遂に終わったときの修理費は支払われる?
ここからは盗難保険にまつわるよくある勘違い3つについて解説していきます。
まずは、「盗難未遂にあったときの修理費は支払われる?」件について。
結論から言うと、支払われません。
なぜなら盗難保険は盗難後の被害に対して支払われる保険だからです。
例えば腹いせにバイクを転倒させられた、ミラーを曲げられてしまった。
このようなケースでは、自腹で修理するか、別途加入している車両保険から修理費を請求する必要があります。
ただし、ZuttoRideClubのようにかぎ穴いたずらやパーツ盗難の補償がついているものであれば、範囲内の損害については保険金が支払われます。
しかし、あくまで盗難保険は盗難後の損害を補償するものなので、盗難未遂に終わった時の損害については補償されないということを覚えておきましょう。
盗難後バイクが見つかったときの各社の処遇は?
保険金を受け取った後であれば、保険金を保険会社へ返還する必要はありません。
その代わり、見つかったバイクの所有権は保険会社へ移動します。
各保険会社の対応が分かれるのは、保険金を受け取る前にバイクが見つかったケース。
通常盗難されたバイクは損傷されている状態で見つかることが多いため、また乗ろうとするのであれば修理費がかかってしまいます。
修理費として保険金が支払われるバイク盗難保険
- ZuttoRideClub
- レッドバロン盗難保険
- ホンダドリーム盗難保険
- ヤマハClubYAMAHA
- スズキメンバーズ
- BMW Motorrad盗難保険
全損の場合のみ保険金が支払われるバイク盗難保険
- SBIみんなのバイク保険
- カワサキKAZE盗難保険
- ハーレー車両+盗難保険
各社、保険金を受け取ったあとにバイクが見つかっても保険金を返還する必要はありませんが、保険金を受け取る前にバイクが見つかったケースに関しては対応が分かれます。
バイク盗難保険に2つ以上加入することはできる?
盗難保険へ2つ以上加入することは可能ですが、保険金を受け取れるのは1社のみからです。
つまり2つ以上加入するメリットは全くありません。
なかには、受け取れる保険金を増やしたいと考える方もいるかもしれません。
盗難保険の多くは免責金や年々支払われる保険金が少なくなるものも多く、いざ盗難にあったとき金銭的な負担もノーダメージでは済まされないからです。
しかし、盗難保険は1社からしか支払われません。
ご自分にとって手厚い盗難保険を選ぶとともに、普段からの盗難防止対策をしっかり行うことが重要ですね。
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まとめ
まずは盗難保険会社の根幹となる基本的な保険金が支払われない条件は以下の4つ
- 故意または重大な過失がある場合
- 詐欺を企てる保険金の請求
- 天災や災害等のときにおこる盗難
- 請求期間を超えてしまったとき
保険金をしっかり受け取るためにご自分で注意できることといったら、ちょっとでもバイクを離れる時には当たり前ですがキーを抜くなど、基本的な盗難対策を怠らないといったことです。
また、バイクを盗難されたら速やかに警察に盗難届を提出し、保険金の請求をなるべく早く行わなければなりません。
盗難保険によくある勘違いや疑問といったものは以下の3つ。
- バイクが盗難未遂に終わったときの修理費は支払われる?
- 盗難後バイクが見つかったときの各社の処遇は?
- バイク盗難保険に2つ以上加入することはできる?
Q:バイクが盗難未遂に終わったときの修理費は支払われる?
A:基本盗難前なので支払われない。
Q:盗難後バイクが見つかったときの各社の処遇は?
A:保険金が支払われた後なら保険金は返還しなくてもいい。
保険金が支払われる前については保険会社によって対応が分かれる。
修理費として保険金が支払われるバイク盗難保険
- ZuttoRideClub
- レッドバロン盗難保険
- ホンダドリーム盗難保険
- ヤマハClubYAMAHA
- スズキメンバーズ
- BMW Motorrad盗難保険
全損の場合のみ保険金が支払われるバイク盗難保険
- SBIみんなのバイク保険
- カワサキKAZE盗難保険
- ハーレー車両+盗難保険
Q:バイク盗難保険に2つ以上加入することはできる?
A:出来ても、保険金が支払われるのは1社のみ。つまり2社以上に加入する意味がなく保険料を余分に支払うだけ損をする。
まずはバイク盗難を防ぐためには普段からの防犯対策が必須。
そんな中、バイク盗難からの金銭的なダメージを抑えるために盗難保険への加入があげられます。
盗難は不可抗力な部分が多いため保険選びは手厚いものを選ぶのが大事。
盗難後修理費として支払われ、鍵穴いたずらやパーツ盗難にも対応しているZuttoRideClubのバイク盗難保険がおすすめですよ。
ネットからすぐ保険料を見積もりできるので、ぜひ検討してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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