先日恒例のAmazonプライムデーで購入を迷っていた新型FireHD10を購入したのでレビューします。
こんにちはmasaki(masakitblog2020)です。
タブレット選びは価格をとるか性能をとるか2局化されていてどれを選べば良いか迷ってしまいますよね。
わたしも家でのごろ寝タブレットを探していて、まさにそんな悩みを抱えていました。
そんな折ちょうどAmazonプライムデーの開催。
割引価格で販売されていたので、背中を押されるように今回ご紹介する新型FireHD10を買っちゃいました。
結果としてかなり満足しています。
Amazonプライムデーの割引なしでも十分に満足のいくコスパだと感じています。
新型FireHD10の購入を考えているかたは是非参考にしてみてくださいね。
【新FireHD10】レビュー!1万円台のタブレットでは最強のコスパ!
スマホで動画視聴したり、ネットサーフィンするのって目が疲れませんか?
家でのごろ寝スマホのとき、大画面のタブレットもいいかもと思いはじめました。
無名有名問わなければタブレットの価格はピンキリです。
無名中華タブレットの数千円で買えるものから、ipadproのように10万円をゆうに超えるものまで。
今回わたしの欲求と価格のバランスを考え、出せても2万までときめていました。
過去に使い物にならない8,000円の中華もっさりタブレットに手をだしたこともあります。
ネットサーフィン、動画視聴もままならないカクカクのまさにもっさり君でした。
なので今回はスペックにも注目して1万円台のタブレットをさがしていたのですが、なかなかいい物がみつかりません。
そこで白羽の矢がたったのがAmazonデバイスの新型FireHD10。
理由は
- シリーズのなかでは一番高スペックで、ブラウジングや動画視聴にはストレスを感じなさそう
- よほど重たいゲームをしない限り幅広い用途で活躍してくれそう
- Amazonデバイスなので無名中華製品より圧倒的に信頼できそう
注目していた理由は上記3点です。
そんな折2021年のアマゾンプライムデーの開催でなんと1万円を切る9,980円で販売されていて迷わず購入しました。
【新FireHD10】のスペックと他モデルとの比較
現行の最新モデルFireHDシリーズのなかからピックアップして、今回購入したFireHD10とスペック比較していきます。
FireHDタブレットの末尾の数字は画面サイズのことで、サイズが大きくなるほど価格も高くなっていきます。
注目すべきは、FireHDタブレットシリーズの特徴として画面サイズが大きくなるごとにCPUの性能も上がり使い心地のサクサク度もあがるところ。
またそれぞれのモデルには容量のROM違いがあり、当然容量の多いモデルのほうが数千円高くなります。
ただFireHDタブレットはマイクロSDカードでROM容量を拡張できるのでコスパの良い安い方を選んでOKです。
FireHD10 | FireHD10plus | FireHD8plus | FireHD7 | |
価格 | 15,980円から | 18,980円から | 11,980円から | 5,980円から |
ディスプレイ | 1080pフルHD | 1080pフルHD | HD | |
解像度 | 1920×1200(224ppi) | 1920×1200(224ppi) | 1280×800(189ppi) | 1024×600(171ppi) |
RAM | 3GB | 4GB | 3GB | 1GB |
ROM | 32/64GB | 32/64GB | 32/64GB | 16/32GB |
CPU | 2.0GHzオクタコア | 2.0GHzオクタコア | 2.0GHzクアッドコア | 1,3GHzクアッドコア |
カメラ | メイン:5MPフロント:2MP | メイン:5MPフロント2MP | メイン:2MPフロント:2MP | メイン:2MPフロント:2MP |
どのモデルもイン、アウトカメラを搭載されていますが、おまけ程度に思っていた方が良いです。
画像の粗さが目立ちますがちょっとした記録用、ビデオ通話用なら使えそう。
メインアウトカメラ画像
インカメラ画像
また備考として
スペック表には記載していない特徴を上げていきます。
GPS搭載はなし
新FireHD10のみならずFireHDシリーズにはGPSは搭載されていません。
なのでカーナビ替わりやポケモンGOなどの位置情報を取得しての使用には適していません。
充電速度はまあまあ
9wの充電で0から100%まで充電するとなると3~4時間と昨今のスマホに比べて決して早くはありません。
ただ家のみで使う事を考えれば使い方にもよりますが、12時間もつと公式でも言われているので特に問題はないレベルだと思います。
バッテリー容量は公式では表記されていませんが、ベンチマークテストを行った結果6,500mAhのバッテリーが搭載されているようです。
【FireHD10】とFireHD10Plusの違い
FireHD10Plusのほうが価格が高い理由、違いは2点あります。
- RAMの容量
- ワイヤレス充電に対応
です。
私の場合はブラウジング、動画閲覧の軽い用途で考えているので無印を選択しました。
- ゲームを少しでも快適に行いたい
- ワイヤレス充電器を使用して常時アレクサをつかいたい
なんてかたは数千円プラスしてFireHD10Plusを選んだ方が無難かもしれません。
ただしその他CPU性能などのスペックは同じになっています。
カラーバリエーションについては無印のほうが3色(ブラック、デニム、オリーブ)の3色から選べ、Plusの方はスレートの一色のみとなっています。
こちらの記事でもっと詳しくFireHD10とPlusの違いを解説しています。
【新FireHD10】を開封レビュー!
流石Amazon注文した翌日にとどきました。
以前は袋型の梱包だったそうですがパッケージは箱型です。
同梱物は
- 9Wの充電器
- タイプAからCへの充電ケーブル
- 説明書2枚
とシンプルなものになっています。
今回わたしはデニムを選びました。
背面の質感はざらざらしてプラスチッキーで高級感はありません。
逆をかえせば、ケースを付けなくても指紋もつきづらくがんがん使えちゃう気軽さがあるといえます。
前面のベゼルは約1cmほどで、横向きにした上部にフロントカメラがあります。
本体下部には拡張用のマイクロSDカードスロット
右側面には下から
- 3,5mmのイヤホンジャック
- 充電用USBCポート
- マイク穴
- 電源ボタン
- 音量ボタン
があります。
それにくらべて左側面にボタン類はなにもありません。
側面上部には左右のスピーカーがあります。
立体的なサウンドを再現するDOLBY ATMOSに対応しています。
重さは普段タブレットを使っていないからかもしれませんが、少しどっしりと感じる462gでした。
厚さに関してはちょっと大き目のスマホと同じくらいで、ホールド感、にぎりやすさを感じました。
早速電源を入れると出荷時にある程度充電されていて、電池残容量は68%となっていました。
初期設定はまず言語選択をして、そのあとにAmazonアカウントでログインします。
性能を確かめるためにベンチマークテストを行ってみました。
antutuベンチマークで測定してみると約14万点。
antutuベンチをまわしてもベンチ自体の仕様か、端末が対応していないのか良くわかりませんが、3Dベンチは動きませんでした。
よって画像のきれいさを表すGPU数値も0となっています。
ただ総合点数自体はほかのネット情報とみくらべてみても、まあこんなものでしょう。
決して高い数値ではありませんが、一昔前のミドルスペックのスマホと同程度の数値です。
今はスマホの高性能化が進みミドルスペックでも20万点以上、ハイスペックになると50万点、60万点当たり前。
ただ実際ブラウジング、動画視聴をしてみましたがカクついたり遅延するなんてこともなくストレスはほぼ感じませんした。
【新FireHD10】をさわってみて良かった点
開封してからしばらく新FireHD10を使ってみて良かったと感じたところは
- ブラウジング、動画視聴にはストレスを感じない
- 1080pフルHD画質でこの画面の大きさでは十分
- 2画面表示できる
- 多機能性に優れている
主に上記です。
ブラウジング、動画視聴にはストレスを感じない
今回わたしがタブレットを買った本命の目的、ネットサーフィンなどのブラウジング、動画視聴する分にはストレスは感じませんでした。
情報量の多いページを開いた時など画像表示が若干遅延することはありますが、許容範囲内です。
ただし高性能の端末と比べるとダウンロードなどには時間がかかります。
普段あまりゲームはしないのですが、試しにPUBGモバイルをインストールしてみると・・
画質を調整すれば遊べますが、スマホとくらべてアプリのダウンロード、ゲーム起動時の時間にはどうしても時間をとられてしまいます。
やはり重いFPSゲームを遊ぶ端末には向いていません。
あくまで軽い用途に向いている端末だと感じました。
1080pフルHD画質でこの画面の大きさでは十分
FireHDシリーズで唯一フルHDに対応しています。
アマゾンプライムビデオで映画をみたり、Youtube動画を視聴してみた感想はかなりきれいに感じました。
手持ちでごろ寝しながら観る画質としては十分満足しています。
2画面表示できる
FireHD10シリーズはマルチタスクにも対応しています。
Youtubeをみながらブラウジングすることも可能です。
ただし、動画をみながらブラウジングしたりすると、シングルタスクでは感じなかったカクツキや動画が途中でフリーズしてしまうなんてこともありました。
多機能性に優れている
新FireHD10は通常のタブレットと違って、AmazonがカスタマイズしたFireOSを搭載しています。
Amazonコンテンツに特化していて、他のタブレットと違った多機能性があります。
- amazonコンテンツを楽しむのに特化している
- アレクサを使える
- 子供がいる家庭では機能制限できる
amazonコンテンツを楽しむのに特化している
出荷時の状態で
- prime video
- Kindle
- Amazon Music
アプリが搭載されていて、Amazonアカウントでログインすればすぐに使えるようになっています。
例えばKindleで読みかけの本などはUI上に表示され、タップすればすぐに読みかけの状態から読めるので使い勝手の良さを感じました。
アレクサを使える
Amazonのスマートスピーカー機能アレクサが使えます。
例のアレクサ今日の天気は・・・
アレクサ楽しい音楽かけて・・・
っていうあれです。
正直最初はあまり興味なかったのですが、実際つかってみると以外と便利なものですね。
新FireHD10にはShowモードという待機モードが用意されていてます。
Showモードに切り替えることによってFireタブレットがスマートディスプレーに早変わり。
ちょっとしたニュースや天気予報、画像がスライドで切り替わるのでお部屋のインテリアにも最適です。
しっかりスマートスピーカー機能を堪能したいという方は、FireHD10プラスを選択してあわせて立てかけ型のワイヤレス充電器を購入したほうがよいかもしれません。
子供がいる家庭では機能制限できる
家族共用でタブレットを使うとき、特に子供さんがいる場合機能制限することで、有害なコンテンツを閲覧できないように設定することが可能です。
子供さんがネット犯罪にまきこまれたり、有害なコンテンツから守ってあげられるので安心ですよね。
機能制限用のパスワードを別途設定することができます。
機能制限でできることは
- コンテンツ、アプリの閲覧制限
- Amazonストアの閲覧制限
- SNSの閲覧制限
- コンテンツ、アイテムの購入制限
- 使用時間の設定
などです。
子供さんのいる家庭でも安心してみんなで利用できますよね。
【新FireHD10】のいまいちと感じた点
ではわたしが新FireHD10をしばらく使ってみていまいちと感じた点をあげていきます。
- 縦画面で動画を視聴していると音のかたよりが気になる
- 慣れはあるかもしれないけど少し重く感じる
- スマホに慣れているのでロック解除のパスコード入力がめんどう
縦画面で動画を視聴していると音のかたよりが気になる
縦画面でごろ寝してYouTubeなどの動画をみていると、どうしても音のかたよりを感じてしまいます。
スピーカーの配置が上部左右に配置されているからです。
横画面使用で、primevideoで感じたサラウンド感を出すスピーカー配置も縦画面使用だと違和感を感じてしまうのはやはり諸刃のつるぎです。
まあイヤホンを使えば解消はできます。
Bluetoothイヤホンを使うか、ジャックもついているので有線イヤホンも使えます。
慣れはあるかもしれないけど少し重く感じる
タブレットにあまり慣れていないせいもありますが、当然スマホより重量があり長時間のごろ寝使用には手がつかれてきます。
でも同クラスのタブレット重量のなかで460gというのは決して重いほうではありません。
重さをとるか、画面サイズの大きさをとるかがタブレットを選ぶ基準になっていました。
ただFireHD10はサイズを落とすと性能も落ちてしまう。
ある程度の重さには我慢しないといけませんね。
手持ち使用ではなく、デスクや立てかけでの使用には最適かと感じます。
スマホに慣れているのでロック解除のパスコード入力がめんどう
正直ロック解除するのにいちいちパスコードを入力しなければいけないのはめんどうですね。
FireHDシリーズには生体認証の指紋や顔でのロック解除機能がついていないからです。
パスコード設定しないことも可能ですが、Amazonアカウントでログインする必要があるため、万が一他人に悪用されてしまう可能性もいなめません。
スリープ設定を最長の10分にして、ちょこちょこ使うシチュエーションではなるべくロックがかからないように設定しています。
【新FireHD10】を買ったら最初に行いたいこと
FireHD10シリーズは同価格帯のタブレットにしては性能も良いですが、欠点もあります。
それは
- ノーマル状態だとインストールできるアプリが限られる。
- 価格を抑えるために容量の少ないモデルを選択するとストレージ不足になる。
上記です。
対策として
- GooglePlayのインストール
- マイクロSDカードでのストレージの拡張
をすることによって最大限FireHDのコスパを上げれます。
GooglePlayのインストール
あくまで自己責任になりますが、GooglePlayをインストールすることで、Amazonデバイス、プラスandoroidタブレットとして最強のタブレットに仕上がります。
FireHDには独自のアプリストアからアプリをインストールすることができます。
ただしインストールできるアプリは限られたもののみ。
例えば
- Youtubeアプリ
- GoogleChrome
といったメジャーどころさえインストールすることができません。
もうかなり有名な話ですが、この新型FireHDにも自分でグーグルプレイをインストールすることができます。
やり方は本当にかんたんです。
いつもながらカステラ王子さんの動画が非常に参考になりました。
設定でプロテクトのかかった許可をオンにする
設定→不明ソースからのアプリ→Silkブラウザ→このアプリの提供元を許可をONにする
4つのファイルを順番どうりダウンロードしてインストールする
- Google Account Manager
- Google Services Framework 8
- Google Play services
- Google Play Store
これだけです。
全て自己責任になりますが、グーグルプレイストアをインストールすれば、android端末と同じようにいろいろなアプリを追加でき最強のデバイスに仕上がります。
マイクロSDカードでのストレージの拡張
新FireHD10は32Gモデルと64Gモデルの2種類が発売されています。
価格の高い64Gを選択しても映画など容量が多いファイルをダウンロードすると、すぐに容量不足になってしまいます。
対策は低容量モデルでもSDカードでストレージを拡張すればOK。
FireタブレットおすすめmicroSDカードの選び方【コスパ最強!】
FireHDはアプリからファイルまですべてSDカードを内部ストレージ化できます。
ファイル類は内部ストレージにたまったあとでもSDカードに移行可能。
ただしアプリについては後からSDカードに移行できません。
なので購入後すぐにSDカードを追加して内部ストレージ化することをおすすめします。
マイクロSDカードであとから容量を増やせるので、低容量モデルを選んだ方がSDカード代あわせてもお得感は上がります。
【新FireHD10】はこんな人におすすめ
タブレットを探していて、高性能機種を探しているのであればipadなどの高価なものを選択しなければならないのが現状です。
低価格なものは性能があまりにも低くて使い物にならないからです。
そんななか新FireHD10はそこそこ使えてコスパの高さが魅力です。
1万円台でコスパの高いタブレットを探している
スマホの小さな画面でネットするには疲れる、とは言え高い高性能タブレットには手が伸びない。
わたしのようにちょうど良いい性能のごろ寝タブレットを探している。
そんな方には最強の選択肢になるのでは。
発売元が大手のAmazonなので製品に安心感もあり、前述したグーグルプレイをインストールすれば1万円台のタブレットのなかでは最強の選択肢になります。
amazonコンテンツを楽しみたい
Amazonコンテンツをしゃぶりつくすには最強の1台です。
数あるサブスクリプションのなかでもAmazonprime会員は間違いなく最強です。
- Amazon商品の配送料無料
- Amazonフォト容量無制限
- AmazonprimeVideo
- primeリーディング
- primeMusic
と年間4,900円でこれだけ充実しているサービスは他にありません。
っていうかわけがわかりません。
Amazonprime会員に申し込むとくにFireHDはコンテンツとの相性バツグンで映像、音楽コンテンツを利用するには間違いなくお値段以上です。
まとめ
1万円台で買えるタブレットのなかで今回購入した新型FireHD10モデルは間違いなく買いの1台です。
価格と性能のバランスがとれたAmazonデバイスなので製品の安心感も高いですよね。
特によかった点として
- ブラウジング、動画視聴にはストレスを感じない
- 1080pフルHD画質でこの画面の大きさでは十分
- 2画面表示できる
- 多機能性に優れている(Amazonコンテンツの充実)
逆にいまいちな点として
- 縦画面で動画を視聴していると音のかたよりが気になる
- 慣れはあるかもしれないけど少し重く感じる
- スマホに慣れているのでロック解除のパスコード入力がめんどう
このような事をわたしは感じました。
また新型FireHD10を買ったら行ったほうがよい事として
- GooglePlayのインストール
- マイクロSDカードでのストレージの拡張
特にGooglePlayのインストールは非公式なので自己責任になりますが、FireHD10の使い勝手をあげるためには必須だと思います。
わたしが使ってみてどんな人におすすめできるかと言えば
- 1万円台でコスパの高いタブレットを探している
- amazonコンテンツを楽しみつくしたい
こんな方には間違いなくおすすめの一台になりますね。
今回わたしはAmazonプライムデーのセールで背中を押されるように新型FireHD10を購入しました。
新型FireHD10はセール価格なしでもお得感満載の格安タブレットです。
でも通常価格では買うのは迷うなんてかたはわたしのようにAmazonのセール時にチェックしてください。
プライムデーに限らずタイムセール、サイバーマンデーのようなセール時にAmazonデバイスはいちはやく割引の対象になりやすいからです。
ぜひAmazonのセールのとき新型FireHD10の価格をチェックするようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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