バイク盗難対策にやりすぎは必要!?被害に合う前におさえておきたいこと7選!

バイク通勤
  • どんなバイク盗難対策すればいいか迷っている
  • どんなバイク盗難対策をとればいいの
  • バイク盗難対策にはお金もかかるし大変だなあ

この記事はそんなことを思っている方向けになります。

結論からいうと、バイク盗難対策にやりすぎということはありません。

プロの窃盗団は、ユーザーが行う対策の上をいってくるからです。

しかし、バイクの盗難対策にはお金がかかるし、防犯対策を行うには手間もかかってしまう。

そこで「理想」と「現実」にわけてバイクの盗難対策をご紹介していきます。

  • バイクの存在を犯人にわからないようにする(理想)
  • 物理的に強力のロックを選ぶ(理想)
  • 地球ロックをかける(理想)
  • 防犯アラームで犯人を怯ませる(理想)
  • バイクカバーをかける(現実)
  • 2重ロックをかける(現実)
  • 外出先でもロックをする(現実)

この記事が、ご自分のバイク盗難対策のヒントになれば幸いです。

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バイク窃盗団への対策はやりすぎくらいがちょうどいい理由

バイクの盗難対策にやりすぎというものは存在しません。

なぜなら、どんな対策をしていてもプロの窃盗団なら対策の上を行ってくるからです。

こちらの動画をみてもらってもわかるように、市販のバイクロックなどは、その気になればすぐに切られてしまうのが分かると思います。

究極を言えば、24時間目の届くところにバイクを置いておき、自ら守るしかありません。

しかし、そんなことできるわけありませんよね。

破れないセキュリティーがない以上、バイクの盗難対策はやりすぎくらいがちょうどいいといって良いでしょう。

【理想】やりすぎ必至!バイクを盗まれないようにする対策4つ

ここからは理想として行っていきたいバイクの盗難対策をご紹介していきます。

ただし、冒頭でもお伝えしたように、どの対策も完璧ではありません。

なので複数の対策を併用するようにしましょう

  • バイクの存在を犯人に分からないようにする
  • 物理的に強力のロックを選ぶ
  • 地球ロックをかける
  • 防犯アラームで犯人を怯ませる

バイクの存在を犯人に分からないようにする

究極をいうなら、屋内型のバイクパーキングを契約することで、盗難される確率を抑えることができるでしょう

具体例として、加瀬倉庫の屋内式バイクヤードのようなものです。

持ち家にしろ、集合住宅にしろ、基本的にバイクを駐輪している場所は屋外の方が多いと思います。

深夜人通りの少ない時間帯であれば、敷地内に侵入してバイクを盗むことは窃盗団なら簡単でしょう。

外から勝手に侵入できない、屋内型の駐輪スペースに停めることで、盗難されるリスクはグッと減らせます。

しかし、窃盗現場の動画などでもよくあるように、建物のセキュリティーを破って侵入されるリスクも0ではありません。

物理的に強力なロックを選ぶ

どんなロックでも切断できないロックは無いと言いましたが、チェーンの太さ、材質の違いなどで切断する難易度は違ってきます。

強力なバイクロックで有名なのは、キタコのウルトラロボットアームロックです。

材質に特殊合金鋼を採用され、重量10kg以上(長さにもよる)お値段も高いものでは10万円以上とまさに史上最強のバイクロックです。

そんなウルトラロボットアームロックでも以下の動画にあるように専門工具を使えば切断できてしまうよう。

ただし、細いワイヤーロックなどにくらべて切断までに大幅に時間を稼ぐことができます。

窃盗団が一番嫌うのは、盗難までに時間がかかり通報されること。

簡単に切られてしまうロックより、頑丈なロックをすることは、実際の切断に時間がかかることに加えて、盗難の抑止力にもつながります。

地球ロックをかける

地球ロックといわれる、バイクにポールやアンカーなどをくくりつけておく方法をとることで、盗難防止に役立ちます。

地球ロックをするときのコツはなるべく頑丈なチェーンロックで、フレームと構造物をくくりつけること。

ご紹介したキタコウルトラロボットアームロックのような、強力なロックをタイヤにしていたとしても、台車で移動させられたり、クレーンでつられてしまってはロックの意味をなさないから。

タイヤホイールに地球ロックすることも、無意味ではありませんが、ホイールを外され盗難されることも考えられます。

できたら、地球ロックはバイクのフレームにかけるようにしましょう。

防犯アラームで犯人を怯ませる

窃盗犯の立場に立てば、誰にも感づかれずバイクをそっと持ち去りたいと思いますよね。

防犯用アラームも、バイク盗難防止に一定の効果があります。

特におすすめなのがABUS(アブス)のディスクロックつきアラームです。

盗難アラームとしてだけではなく、ディスクロックとしての防犯機能もそなえています。

また、3D傾斜センサー搭載なので、車体が傾いたときにはしっかり反応し、粗悪製品のように誤動作が頻発しないことも特徴。

価格は1万円代中盤と決して安いものではありませんが、品質を重視するならABUS(アブス)のディスクロックつきアラームがおすすめです。

【現実】バイク盗難対策のやりすぎを考える前にまずは押さえておきたい基本対策3つ

理想を言えば、できる限りの盗難対策をとった方が良いことはあきらか。

でも、10万円以上するロックなんて買えないよ!と考える方も多いのではないでしょうか。

普通に行える一般的な盗難対策が意味ないかといえば、そうではありません

バイク窃盗犯の多くが、いわゆる窃盗団と言われるプロではなく素人の犯罪だから。

最新の令和4年1~8月までの警察庁の犯罪統計をみても、

全体の検挙数435名に対して少年の検挙数が371名と85%をしめています。

さらに、神奈川県のオートバイ盗の発生状況をみると、盗難時エンジンキーをつけっぱなしにしていたものが30%以上にものぼっています。

多くのバイク盗難被害は、なにもしないより盗難対策をとることで大きく減らせます。

確かに、希少価値の高いバイク、旧車、人気車、高級車はプロに狙われるケースも高く、十分な対策が必要だと思います。

しかし、普段の足として使うような原付や小型のスクーターなら、一般的な盗難対策をすることで多くは防げます。

なぜなら、バイクを所有している方の多くは、盗難対策に無防備だから。

犯罪者の立場にたてば、盗難対策されているバイクと、されていないバイクなら、盗みやすいバイクを盗みますよね。

ここでは、まずは押さえておきたい基本的な盗難対策について、みていきましょう。

  • バイクカバーをかける
  • 2重ロックをかける
  • 外出先でもロックをする

バイクカバーをかける

バイクカバーをかけることで、車種を犯人にわからせないようにするためと、防犯意識の高さをアピールすることができます。

いちいちバイクに乗るとき、カバーをかける手間にはなりますが、盗難防止だけではなく、雨や風からバイクを守りバイクの寿命を長くすることにもつながります。

バイクカバーをかけることは、メリットが大きいので必ずかけるようにしましょう。

2重ロックをかける

もともとバイクに備わっているハンドルロックや、シャッターキーをかけることはもちろん、前輪・後輪両方ロックするようにしましょう。

理想的な対策のところでも紹介した、地球ロックできたら、より効果的です。

理由としては、全くロックしていないバイクより2重にロックされているバイクは明らかに盗む手間がかかるから。

プロの窃盗団なら一瞬で解除してしまうロックも、対素人なら大きな効果を発揮します。

バイクをロックする際は前輪・後輪とも2重のロックをこころがけましょう。

外出先でもロックをする

バイクを盗まれるのは、何も自宅だけではありません。

道路上でちょっと目を離したすきや、商業施設に駐車している間に盗まれてしまうこともあります。

外出先での盗難対策は無防備になりがち。

先ほどご紹介した小型で持ち運びに便利な、ABUS(アブス)のディスクロックつきアラームや、携帯しやすいU字ロックで外出先の防犯対策も行っていきたいものです。

バイクの盗難対策に完璧はない!だから盗難保険への加入も検討

理想から現実まで、バイクの盗難対策についてみてきました。

しかし、どの対策にも言えることとして「完璧なものはない」ということ。

そこで検討しておきたいのが、盗難保険への加入です。

私も入っている、ZuttoRideClubバイク盗難保険のメリットは

  • 購入後でも加入できる
  • かぎ穴いたずらにも対応
  • パーツ盗難にも対応
  • 原付・125ccなど小型バイクでも加入できる

などです。

ZuttoRideClubのバイク盗難保険の詳細については以下の記事をご参照ください。

【バイク盗難保険】ZuttoRide Clubの評判と加入してみた私の感想

私が加入している15万円まで補償されるプランなら年間7,000円。

高いバイクロックや、盗難防止対策に数万円使うのもいいです。

しかし、盗難対策は完璧なものを追い求めるときりがありません。

年間少しの負担で安心を買えるので、盗難保険の加入も検討してみましょう。

まとめ

理想を言えばバイクの盗難対策にやりすぎということはありません。

プロの窃盗団に対しては、どんな対策をとっても無効化されてしまうから。

どんな防犯対策も単体では、意味をなしません。

複数の防犯対策をとって、犯人が一番嫌う「発覚」までの時間を稼ぎましょう。

具体的には以下です。

  • バイクカバーをかける
  • 強力なロックを2重・3重にかける
  • 地球ロックをする
  • 防犯アラームを設置する

究極を言えば、セキュリティーの高い屋内バイク置き場を契約し、バイクの存在自体を犯人に知らせないことです。

みてきたように、バイクの盗難をなるべくおさえようとすると、お金も手間もかかってしまう。

窃盗団に狙われるような「絶版車・旧車・高級車」のようなバイク以外では、基本的な防犯対策も有効。

バイク窃盗犯の実情はプロだけではなく、少年犯や出来心の犯行が80%以上をしめるからです。

まずは

  • バイクカバーと2重ロックの併用(できたら地球ロック)
  • 外出先でもロックする

上記を心がけてみてください。

最後に、これだけやっておけば完璧という盗難対策がない以上、バイクの盗難保険への加入も検討しましょう。

盗難後に降りかかってくる、ローンの未払い金や新しいバイクの購入費用などお金に関する不安を解消できますよ。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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