FireHDタブレットを買おうか迷っているんだけど、FireHD10の無印とPlusの違いはなに?
どっちを選べばいいかわからない。
こういった疑問にお答えします。
2021年に新型が発売されたFireHD10。
FireHDタブレットのなかでは、いちばんの大画面と画質。
それに前作から引き継がれた処理性能も高く、魅力を感じているかたも多いはず。
FireHDシリーズにはそれぞれ無印とPlusのモデルが発売されています。
この記事ではFireHD10の無印とPlusの違いを説明して、使用用途に応じどちらのモデルを選べば良いかを解説していきます。
【2021年新型】FireHD10とPlusの4つの違い
FireHD10の無印とPlusには4つの違いがあります。
- 価格の違い
- Plusはワイヤレス充電に対応
- 無印FireHD10のメモリーは3GB、FireHD10Plusは4GB
- 背面パネルの素材の違い
以下がFireHD10とFireHd10Plusのスペックの比較になります。
FireHD10 | FireHD10 Plus | |
価格 | 15,980円から | 18,980円から |
ディスプレイ | 10,1インチ1080pフルHD | 10,1インチ1080pフルHD |
重量 | 465g | 465g |
CPU | MediatekMT8183オクタコア2.0GHz | MediatekMT8183オクタコア2.0GHz |
解像度 | 1920×1200(224ppi) | 1920×1200(224ppi) |
RAM(メモリ) | 3GB | 4GB |
ストレージ | 32/64GB | 32/64GB |
バッテリー | 最大12時間 | 最大12時間 |
カメラ | F/2MP、R/5MP | F/2MP、R/5MP |
USBポート | USB-C(2.0) | USB-C(2.0) |
ワイヤレス充電 | × | 〇 |
カラー | ブラック、デニム、オリーブ | スレート |
価格の違い
FireHD10無印とPlusそれぞれ容量(ROM)違いのモデルが用意されていますが、同容量(ROM)で比較すると3,000円の差が生まれます。
FireHD10(32GB) | FireHD10Plus(32GB) | FireHD10(64GB) | FireHD10Plus(64GB) |
15,980円 | 18,980円 | 19,980円 | 22,980円 |
以下で説明する違いに3,000円の価値があると思えば、Plusの方を選んだほうがよいでしょう。
FireHD10Plusはワイヤレス充電に対応
FireHD10とPlusの機能で一番大きな違いは、ワイヤレス充電に対応しているかどうかです。
FireHD10Plusはワイヤレス充電に対応していて無印の方は対応していません。
FireHD10Plusはワイヤレス充電に対応していることで、専用のたてかけがた充電器を利用すればEcho Showのような使い方もできます。
ワイヤレス充電機にセットすると、自動的にshowモードに移行できるように設定できるんです。
ただし、こちらのワイヤレス充電器は現在販売が停止されています。
のちほど詳しく解説します。
追記
2022年7月12日現在
しばらく販売停止中だったFireHD10Plusのワイヤレス充電器が発売再開されました。
Anker製で通常価格5,980円。
最新のAmazonレビューを参照してみると、発売当初の充電していたりされなかったりの不具合は解消されているようです。
無印FireHD10のメモリは3GB、FireHD10Plusは4GB
メモリーの容量に差があります。
メモリー容量3GB、4GBの違いで、動作に与える影響がどれだけあるかは、今後の使い方次第で変わってきます。
こちらも後で詳しく検証していきます。
背面パネルの素材の違い
背面パネルの素材に違いがあります。
FireHD10Plusの背面素材は少し弾力性のある樹脂素材が採用されていて手触りがなめらか。
無印の方はさらさらとした手触りの樹脂素材です。
高級感という意味ではPlusのほうに軍配があがります。
ただし、カラーバリエーションはPlusがスレートの1色。
無印のほうは、オリーブ、デニム、ブラックの3色が用意されています。
FireHD10 | FireHD10Plus | |
背面採用素材 | さらさらとした樹脂素材 | 滑らかな手触りの樹脂素材 |
カラー | オリーブ、デニム、ブラック | スレート |
【2021年新型】FireHD10Plusのワイヤレス充電器は販売がストップされている
追記
2022年7月12日現在
しばらく販売停止中だったFireHD10Plusのワイヤレス充電器が発売再開されました。
Anker製で通常価格5,980円。
最新のAmazonレビューを参照してみると、発売当初の充電していたりされなかったりの不具合は解消されているようです。
2021年8月現在FireHD10Plusの純正ワイヤレス充電器の販売はストップされています。
この状況は1か月以上続いていて、今後発売が再開されるかどうかも未定。
どうやら、純正のAnker製充電器大きな不具合がある模様です。
置いて数秒すると充電状態が解除されてしまいオレンジのランプが点滅します。その後2〜3分経つと充電は再開されるのですが、同じように数秒で点滅状態になります。充電される時に通知音が鳴る仕様であり、その音が5分毎に鳴り響くので極めて不快です。カバー側に問題があるのではないかと思いを取り外して再度試してみましたが改善されませんでした。
Amazonレビューより
横置きにした際に充電がブチブチ切れ、その都度画面に現在のバッテリー数値が表示されます。起動音も毎回なります。目的も一緒でそもそも横置きしたくて購入したので、これでは使い物にならない。初期不良か設計がおかしいです。返品したい。
Amazonレビューより
このようなレビュー、口コミが見受けられ、どうやら発売されていた専用充電器に致命的な不具合がある模様。
Plusを選ぶメリットの一つにワイヤレス充電に対応していることがあります。
ワイヤレス充電器に置くだけで自動でShowモードに切り替わりEchoShowのように使用できるから。
Showモードとは
全画面モードに切り替わり、天気、日時、ニュースなどの情報がスライド形式で表示されます。
ShowモードはなにもFireHD10Plusだけではなく、FireHDに搭載されている機能です。
ただ、FireHD10Plus、FireHD8plusなどのワイヤレス充電対応のモデルでは、ワイヤレス充電をすると自動的にShowモードに切り替わる機能が搭載されています。
立てかけ型のワイヤレス充電器にタブレットを置くと、自動でスマートスピーカーEchoShowのように使えます。
EchoShowとは
Amazonが発売しているモニター付きのスマートスピーカーです。
Fireタブレットと違い、薄型のタブレット形状ではなく置き型のデバイス形状になっています。
あくまでもスマートスピーカーに情報表示画面がついていると思えばわかりやすいです。
ワイヤレス充電器の販売停止に伴い、Plusを買うメリットも半減されてしまっています。
もし積極的にFireタブレットをスマートスピーカーとしても利用したい方は、FireHD8Plusとワイヤレス充電器のセットを購入するのをおすすめします。
FireHD10シリーズより性能は劣ってしまいますが、FireHD8Plusもワイヤレス充電に対応しており、ワイヤレス充電しながらEchoShowのように使えます。
FireHD8Plus | FireHD10Plus | |
価格 | 11,980円から | 18,980円から |
ディスプレイ | 8インチHD | 10,1インチ1080pフルHD |
CPU | MediatekMT8168クアッドコア2.0GHz | MediatekMT8183オクタコア2.0GHz |
重量 | 355g | 465g |
解像度 | 1280×800(189ppi) | 1920×1200(224ppi) |
RAM(メモリ) | 3GB | 4GB |
ストレージ | 32/64GB | 32/64GB |
バッテリー | 最大12時間 | 最大12時間 |
カメラ | F/2MP、R/2MP | F/2MP、R/5MP |
USBポート | USB-C(2.0) | USB-C(2.0) |
ワイヤレス充電 | 〇 | 〇 |
FireHD8Plusワイヤレス充電器
価格4,600円
FireHD8plus充電器セット
セットで購入すると大幅にお得になります。
価格14,980円
FireHD10とPlusのメモリ1GBの差ってどれだけ変わるんだろう
次に機能面でのもう一つの違い、メモリ容量の差についてです。
わたしは3GBの無印版をつかっていますが、今までとくにアプリがフリーズした、重くなったなどの症状は感じたことがありません。
【2021新FireHD10】レビュー!1万円台のタブレットでは最強のコスパ!
YouTubeに検証動画がアップされていたので貼りつけておきます。
この動画の中ではアプリを起動させた状態で、バックグラウンドで動かしているときにメモリーの差がでています。
わたしのFireHD10の仕様用途はおもにAmazonプライムで映画をみたり、ネットサーフィン、YouTubeなどの動画視聴。
このような軽い作業用途なら特に1GBのメモリーの差は感じないと思います。
ただし、ゲームを頻繁に行う、マルチタスクを利用する、こんなかたはPlusを選んだほうが安心感は増します。
【2021年新型】FireHD10は無印とPlusどちらを選べばいいの
見てきたようにFireHD10Plusを選ぶ理由としてワイヤレス充電が使えない以上、1GBのメモリーの差に3,000円の価値があるかどうか。
FireHDタブレットの今後の使用用途によります。
FireHD10無印で十分な方
わたしのように、動画やAmazonコンテンツメインの軽い使用用途の方。
マルチタスクでのネットサーフィン、ゲームもたまにしますが特にフリーズしたりしたことはありません。
FireHD10が想定している軽い作業については、メモリー3GBで最適化されていると感じています。
FireHD10Plusを選んだ方がいい方
さらにハードな使い方、文書入力をして仕事につかったり、マルチタスクを頻繁に使う、ゲームをよくする。
こんな方は少しでもメモリ容量が多いモデルPlusを選択しておいた方が安心感が増します。
FireHDタブレットのROM容量はどちらを選ぶべき
結論から言うと容量の少ないモデルを購入した方が良いと感じています。
なぜなら、マイクロSDカードで内部ストレージの容量を増やせるから。
FireHD推奨のマイクロSDカード規格
SDスピードクラス:クラス10以上
UHS SpeedClassに対応
FireHD10シリーズにはROM容量違いのモデルが発売されています。
32GBモデルと64GBモデルです。
その価格差、4,000円。
転送速度など性能を極端にもとめなければ、64GBのマイクロSDカードでも1,000円ちょっとで売られています。
コスパだけで考えればマイクロSDカードでストレージを増やした方が圧勝です。
FireタブレットおすすめmicroSDカードの選び方【コスパ最強!】
もちろん内部ストレージのROM容量が多いモデルを選ぶのが理想ではあります。
マイクロSDカードを利用することで、転送速度、ダウンロードにかかる時間が遅くなってしまうから。
ただマイクロSDカードを内部ストレージ化して使っていますが、軽い使用用途ならストレスなどは感じたことがありません。
64GBあれば、映画や漫画のダウンロード、アプリのダウンロードをしても容量を心配することはないです。
FireHD対応スピードクラス10UHS-1対応サンディスクマイクロSDカード64GB
価格1,423円
各モデルともに32GBのROM容量をアップすると価格が4,000円も上がってしまいます。
さらにFire無印32GBとPlus64GBを比べると基本性能は一緒に関わらず、価格差は7,000円にもなってしまいます。
FireHD10(32GB) | FireHD10Plus(64GB) | |
価格 | 15,980円 | 22,980円 |
FireHD10はコスパが魅力のタブレット。
ならば多少の付加価値は徹底的にそぎ落としてコスパ重視でFireHD10無印の一番安いモデルを選ぶのも手だといえるでしょう。
まとめ
FireHD10無印とFireHD10Plusの4つの違い。
- 価格の違い
- Plusはワイヤレス充電に対応
- 無印FireHD10のメモリは3GB、FireHD10Plusは4GB
- 背面パネルの素材の違い
機能面においては
- ワイヤレス充電に対応しているかどうか
- メモリが3GBか4GBか
の違いになります。
ただし、純正のワイヤレス充電器が販売停止になっています。
2022年7月12日現在販売再開されています。
なので、メモリの容量の差に3,000円の価値があるかどうかになってきます。
動画視聴用マシーン、アマゾンコンテンツを楽しみたいなんて軽い使用用途のかたは、無印FireHD10で十分だと思います。
マルチタスクを頻繁に使う、ゲームをハードにプレイするなどFireタブレットを使い倒す予定の方は、メモリの多いPlusを選んだ方が安心です。
FireHDはコスパの高いタブレット。
PlusだったりROMの容量違いだったりで基本性能は変わりません。
ほとんどの方は一番安いFireHD10無印を選択し、価格をおさえるためマイクロSDカードを内部ストレージ化するのがおすすめです。
わたしも、無印32GB版をつかっていますが、特に不具合を感じたことはありませんよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
コメント
ちゃんと購入してのレビューありがたいです