【原付2種】アドレスV125Gのプラグ交換に初めて挑戦!

バイク通勤

通勤でお世話になっているアドレスV125G。

いつもはバイクショップでおこなっているプラグ交換を、今回初めて自分でやってみました。

プラグ交換目安の走行距離はバイクメーカー、プラグメーカーの推奨では3,000Km~5,000Kmと言われています。

今まではオイル交換(3,000km目安)2回に1回のペースで、プラグ交換してもらっていました。

そこまでこまめに交換する必要ないなんて言われたりもします。

でもプラグの状態はタイヤなどと違って、外からわかりません。

「もし消耗しててエンジントラブルになったらどうしよう」と不安になってしまうんですよね。

今回もオイル交換ついでに、行きつけの2りんかんさんにお願いしようと思ったんです。

が、当日の修理予約枠はいっぱい。

近くのバイクショップにお願いしたところ、オイル交換はすぐにできるけど、プラグ交換は点検作業料金がかかってしまうと・・・

そこで以前自分で行った、ヘッドライトやメーター球の交換についで、自分でプラグ交換してみようとなったわけです。

初めてのプラグ交換だったので、失敗したらどうしようと不安でしたが、特に問題なく交換できましたよ。

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アドレスV125Gのプラグの型番はCR6HSA

アドレスV125Gのプラグの型番はNGKのCR6HSAです。

ネット上の情報をたよりに、マニュアルでも確認しました。

各メーカーネットから、マニュアルをダウンロードできるので便利ですよね。

HONDA Motopub

SUZUKIオーナーズマニュアル

YAMAHA取扱説明書PDFダウンロード

Kawasaki取扱説明書検索

CR6HSAの口径は16mm。

プラグの種類によって14mm、16mm、20,8㎜など口径に違いがあり、口径にあったプラグレンチを用意する必要があります。

今回使用したのは、高価なイリジウムではなく一般のプラグ。

Amazonでセール価格込で306円でした。

アドレスV125Gのプラグ交換に必要な工具

  • プラグレンチ
  • マイナスドライバー
  • プラスドライバー

アドレスV125Gのプラグ交換に必要な工具は上記になります。

プラグ交換ははじめてだったので、プラグレンチはAmazonで購入しました。

T字タイプの先端が首振りするもので1,081円。

プラグと合わせても1,500円です。

だいたいプラグ交換の工賃は1,000円くらいなので、次回からも自分でやれば元がとれますね。

プラス、マイナスドライバーはカウルのカバーを外すのに使います。

念のためプラグキャップ取り外しの際、エンジン内にほこりやゴミが落ちるのを防ぐため、エアーダスターも用意しました。

今回はそこまでプラグキャップ内にほこりやゴミがたまっていなかったので、なくても大丈夫でした。

でも、作業中に偶然ごみやほこりが入ってしまう可能性もあります。

エアーダスターも用意していたほうが、安心ではありますよね。

また、ネット上では新プラグ取りつけ時、ホースをつかっている方も。

確かにアドレスのようなスクーターのプラグは、カバーに覆われていてアクセスしづらいです。

プラグを取りつけるときの最初の固定に、ホースを短く切ったものがあると便利だと感じました。

初めてでもアドレスV125Gのプラグ交換所用時間約15分

初めてで慎重に行っても、全部で15分程度でした。

慎重になった理由は、取りつけのとき

  • エンジンのシリンダーを傷つけたらどうしよう
  • プラグを絞めつけ過ぎてねじ山を切ってしまったらどうしよう
  • エンジン内にゴミやほこりが入ってエンジントラブルになったらどうしよう

と不安になったからです。

今回一連の作業をおこなってみて、プラグの取りつけ、取り外しのときだけ気を使えば、そんなに難しい作業ではないことがわかりました。

バイクのプラグ交換はちょっと敷居が高い。

そう思っているかたでも、慣れれば10分程度で交換できますよ。

アドレスV125Gのプラグ交換手順

では実際の交換作業を画像を交えて解説していきますね。

プラグにアクセスできるようにカバーを外す

まず、フロントのカバーを外していきます。

外すねじは、下の2か所。

2か所ねじを外しただけでカバーは外れません。

くぼみになっているすき間に、マイナスドライバーの先をさしこみこじあけていきます。

上部のピン,わきの爪で、カバーは固定されています。

次に正面からみると右側にある、四角形の小さなカバーを外していきます。

柄のついたプラグレンチを、プラグにアクセスさせる窓のようなもの。

なかには、カバーが劣化して取り外すのに苦労されているかたもいるようですが、裏から手をいれ押しだすことでかんたんに外すことができました。

プラグキャップを外す

次にプラグキャップを外していきます。

プラグキャップはL字型の構造になってます。

先端部分がプラグにしっかりと固定されているので、無理に配線を引っ張ることは厳禁。

プラグキャップの根本をつまんで、上下左右に少しづつ力をいれれば外すことができます。

もっとかんたん外れると思っていましたが、結構がっちり固定されていて一瞬とまどいました。

プラグキャップを外せはプラグにアクセスできるようになります。

ここで、用意しておいたエアーダスターとぞうきんで、プラグを外した時にエンジン内にほこりやゴミがおちないよう掃除しておきました。

ただ、プラグキャップ内は密閉されているため、そこまで異物がエンジン内に入ってしまう心配することはないかなと。

でも作業中、カバー内のごみやほこりが落ちてしまう事もあるので、エアーダスターは用意しておいたほがよいかもしれませんね。

プラグレンチでプラグを取り外す

とり外したカバー穴からプラグレンチをさしこみ、時計と反対周りに回していきます。

要は、プラグの取りつけ、取り外しは普通のねじと同じ回転方向です。

わたし自身プラグレンチを使うのははじめて。

ただ、プラグレンチの先端をプラグにしっかり固定(穴からプラグレンチを差し込むだけ)すれば、後はT字の柄をまわすだけです。

レンチの先端が可動式になっているので、変なひっかかりがあるといったこともなく、問題なく回転させることができました。

しいて言えば最初の1回転はトルクがかかっているので、少し硬く締め付けられていますが、ちょっと力を加えるだけで後はするすると外れていきます。

新しいプラグに交換する

外したプラグと新しいものをくらべてみました。

オイル交換2回に1回は交換しているので、前回交換時から約6,000Km後のプラグの状態です。

点火プラグなので、先端は黒くなっているものの、もうちょっといけそうな気がしないでもありません。

次回は、10,000Km位様子をみてみようか試案中です。

次に新しいプラグをエンジンに取りつけていきます。

いきなりプラグレンチを使うと、シリンダーのねじ山をつぶしてしまうことがあるそう。

レンチでななめに力をいれると、ねじ山がバカになってしまうんですね。

エンジンのシリンダーのねじ山がなめてしまっては、自分では修理不可。

手をカバー内に入れ、プラグの先端をつまみながら慎重かつゆっくりエンジンに固定しました。

外すときと逆に時計まわりプラグを回し、しっかりねじ穴にプラグがさしこんでいきます。

スクーターはカウルがあってエンジンにアクセスしづらく、手を入れるスペースが狭いので作業しづらいですね。

ホースのようなものにプラグを差し込み、垂直にレンチを入れる穴から固定したほうが確かに楽。

プラグのねじ山とシリンダーのねじ山がしっかりかみあっていることを確認したら、プラグレンチをさしこんでいきます。

時計まわりに硬くなるまでするすると回していきます。

しっかり、ねじ山がかみ合っていれば、力は必要ありません。

するするとまわっていくので徐々にテンションはかからないです。

急に硬くなるイメージ。

そこからテンションをかけていくわけですが、推奨は2分の1回転だそう。

硬くなり力をいれはじめてから180度。

ただ実際やってみると、180度しめつけるのはかなり無理があると感じました。

へたに力を入れすぎるとプラグのねじ山を、切ってしまう位力をいれなければ回らなかったので、今回は4分の1回転ほどで様子をみてみます。

後は、外した時と逆の要領で、カバーを取りつけていくだけ。

しっかりとエンジンもかかり、一安心です^^

念のため、少し走ってみましたが、異常もありませんでしたよ♪

まとめ:アドレスV125Gプラグ交換のポイント

今回初めてアドレスV125Gのプラグ交換をしてみた感想、ポイントをまとめいきます。

  • ポイント①ねじを外すだけではカバーは外れない
  • ポイント②プラグキャップは意外と硬い
  • ポイント③トルクをかける時、180度は回すには無理があった
  • ポイント④取りつけ時、いきなりプラグレンチを使わない

ポイント①ねじを外すだけではカバーは外れない

シート下の大きなカバーは下のねじを外しただけではとれません。

左右の爪をマイナスドライバーなどで外す必要があります。

ポイント②プラグキャップは意外と硬い

L字型になっているプラグキャップはしっかりと固定されています。

配線を無理に引っ張ることなく、プラグを固定している根本をしっかりともちとりはずしていきます。

ポイント③トルクをかける時、180度回すには無理があった

新しいプラグに最後のトルクをかける際、180度時計半回転分回すには無理があると感じました。

プラグのねじ山を切ってしまうくらい力いれなければまわらなかったので、今回は90度の締め付けにしておきました。

ポイント④取りつけ時、いきなりプラグレンチを使わない

プラグレンチの先端は可動式。

いきなりプラグレンチを使って、プラグをまわすとななめに固定されてシリンダーのねじ山をなめてしまうこともあります。

なので最初は手でしっかりねじ山がかみあっているのを確認してから、レンチを使うようにしました。

今回、初めてのプラグ交換だったので

  • うまく取りつけられるか
  • あとあとエンジントラブルにならないか

不安でしたが、以外と難なく15分程度で作業できました。

プラグレンチとプラグさえあれば、あとはドライバーだけでプラグ交換が初めての方でもかんたんに行えます。

バイクショップに行く手間や交換費用を節約できますよ。

みなさんも、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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